2019年モデル版:自転車散歩から旅まで!お手頃価格帯のグラベルロード&アドベンチャーロードバイクおすすめ5選

ロードバイクのようなドロップハンドルをもちながら、太めのタイヤを装備して砂利道(グラベル)も走行できる、グラベルロードやアドベンチャロードと呼ばれるカテゴリーの自転車から、10万円前後〜20万円くらいまでの、比較的お手頃なもの5種を紹介します。

photo_トレック・ジャパン

比較的安価なグラベル&アドベンチャーロードはここに気をつける

グラベルロードバイクやアドベンチャーロードバイクと呼ばれるカテゴリーの自転車は、舗装路だけでなく未舗装路の走行を可能にしていますが、その上で欠かせない装備となっているのが「ディスクブレーキ」です。

ディスクローターが車輪の中央にあるため汚れや雨などの影響を受けにくく、天候によって効き具合が左右されないというメリットがあります。

ディスクブレーキにはワイヤーで操作する機械式と、油圧で操作する油圧式があります。機械式は取り扱いが容易で安価というメリットがありますが、油圧式に比べると引きが重たいことは否定できません。油圧式は少ない力でコントロールすることができ、握力が弱い人や、ロングライドで疲労したときなどには大きなメリットがあります。

そしてもう1点、この項ではグラベルロードバイクとアドベンチャーロードバイクを混ぜて紹介していますが、グラベルロードバイクどちらかというと「グラベルロードからグラベルも走行できるように発展した」もの、対してアドベンチャーロードは「ロングツーリングにも耐えられるタフさをもったもの」であることが多く、タイヤもより太めです。

10万円クラスのグラベルロードバイクを購入した感想を下記にまとめていますので、よろしければ参考にしてください。

関連記事: 10万円グラベルロードGT GRADE ALLOY CLARIS(2016年モデル)、5ヶ月経っていちばん気になっているのはココ – CyclingEX





650Bと700Cの2種類が選べる「RITEWAY SONOMA ADVENTURE」

photo_ライトウェイプロダクツジャパン

ライトウェイプロダクツジャパンのオリジナルブランド「RITEWAY」から発売されている、クロモリフレームのアドベンチャーロードバイクです。700Cホイール仕様と650Bホイール仕様があり、フレームは共通なのであとからホイールを交換することも可能です。税別で約9万円とリーズナブルで、さすがに重さはありますが、全体から漂う「遊べる予感」が物欲をくすぐります。

フレーム:クロモリ
メインコンポーネント:シマノ・クラリス
ブレーキ:機械式ディスク
価格:89,800円(税別)
メーカーリンク:RITEWAY

関連記事: RITEWAYの650B/700C両対応アドベンチャーロード「SONOMA ADVENTURE」 – CyclingEX

日本語の「砂利」を名前の由来にもつ「FUJI JARI 2.3」

photo_アキボウ

JARI(ジャリ)は、その響きのとおり日本語の「砂利」を由来にもちます。上位モデルはアルミフレームですが、2019年モデルから追加された「JARI 2.3」は、待望のクロモリフレームを採用。振動吸収性を高めるため、シートステーが細身なものになっています。ボトルケージ台座やキャリアダボを豊富に備えており、ツーリングの頼もしい相棒となってくれるでしょう。

フレーム:クロモリ
メインコンポーネント:シマノ・ソラ
ブレーキ:機械式ディスク
価格:120,000円(税別)
メーカーリンク:FUJI

関連記事: ついにクロモリモデル登場!FUJIのグラベル&アドベンチャーバイク「JARI」2019年モデル – CyclingEX

旅に出たくなる雰囲気満点の「JAMIS RENEGADE EXPAT」

photo_ジャイミスジャパン

JAMIS(ジェイミス)の看板モデルに成長したと言っても過言ではない、アドベンチャーロードバイクが「RENEGADE(レネゲート)」シリーズです。RENEGADE EXPATは、クロモリフレームを採用。グラベル走行時や荷物を積んだ際の走行安定性にすぐれる設計です。こちらも、バイクパッキングでキャンプツーリングに行きたくなるような雰囲気です。小さなサイズは650Bホイールを標準装備しています。

フレーム:クロモリ
メインコンポーネント:シマノ・ティアグラ
ブレーキ:機械式ディスク
価格:148,000円(税別)
メーカーリンク:JAMIS

関連記事: JAMIS 2019年モデル:アドベンチャーロドバイク「RENEGADE」のスチールフレームモデルを紹介 – CyclingEX

ロードバイクに近い感覚でグラベルライドを楽しめる「TREK Checkpoint AL 4」

photo_トレック・ジャパン

TREK(トレック)のグラベルロードバイク「Checkpoint(チェックポイント)」シリーズは、今回紹介する中ではもっともロードバイクに近い設計と言えるでしょう。Checkpoint AL 4は、700×32Cのスリックタイヤを標準装備し、35Cまで装着可能です。そして、油圧式ディスクブレーキや前後12mmスルーアクスルなど、現在のグラベルロードバイクに求められる装備が揃っています。

フレーム:アルミ
メインコンポーネント:シマノ・ティアグラ
ブレーキ:油圧式ディスク
価格:139,000円(税別)
メーカーリンク:Trek Bikes

関連記事: TREK 2019年モデル:グラベルロードのエントリーグレード「Checkpoint AL 4/AL 3」 – CyclingEX

MTBにインスパイアされたジオメトリーをもつ「MERIDA SILEX 400」

photo_ミヤタサイクル

オンロード走行を犠牲にせず、グラベル走行も可能にした新時代のツーリングバイクが、MERIDA(メリダ)のSILEX(サイレックス)シリーズです。MTBにインスパイアされたというジオメトリーはトップチューブが長めで、他のグラベルロードバイクやアドベンチャーロードバイクとは一線を画していますが、高い走行安定性を実現。SILEX 400は、シマノ・105と油圧式ディスクブレーキを標準装備するアルミモデルです。

フレーム:アルミ
メインコンポーネント:シマノ・105
ブレーキ:油圧式ディスク
価格:209,000円(税別)
メーカーリンク:MERIDA

関連記事: MERIDA 2019年モデル:個性的なジオメトリーのマルチパーパス「SILEX」シリーズ – CyclingEX


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(Gen SUGAI)






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