などかずPhotoだより:海に包まれながら、島々を伝う道 — とびしま海道

瀬戸内の島々を橋を伝って巡る道は、愛媛県の今治から広島県尾道市を結ぶ「しまなみ海道(瀬戸内しまなみ海道)」が広く知られています。そんなしまなみ海道と同じく橋を使って島々を巡るルートに、広島県の呉市から愛媛県今治市の岡村島を結ぶ「とびしま海道(安芸灘とびしま海道)」があります。

7つの橋を渡って島々を伝うとびしま海道は、全長約30km(最短ルート)。車の通行量は極めて少なく、まさに快走路です。瀬戸内の海と島々、そして行き交う船を眺めながら、気持ち良く走ることができます。ルートの途中には古い町並みを残した地区などの見どころもあり、自転車で走ることを存分に楽しめる道です。

ルートがほぼ海沿いで、島自体の大きさもコンパクト。内陸部を走っていても、ずっと海の存在を近くに感じながら走ってることができる点はしまなみ海道以上。島の日常に入り込んでいける感覚は、とびしま海道ならではと言えるのではないでしょうか。

呉市から走り出す場合、岡村島から先に道はないため、フェリーでの移動になる(最終便に乗り遅れてしまうと、引き返すしかなくなります)という点は要注意です。

撮影日:2018年9月22日

安芸灘とびしま海道連携推進協議会 http://www.tobishima-kaido.net/

関連記事: Tobishima-kaido Cycling – japan.cycling-ex.com

(@nadokazu)

自転車が絡む読み物や自転車生活に役立つ商品の紹介を、新しい「CyclingEX」に掲載しています。
自分のために、そして周りのみんなのために。ルールを守って自転車を安全に楽しもう!