2019年モデル版:これから成長していくビギナーにおすすめの15万円〜20万円・万能アルミロードバイク5選

これからロードバイクを始めてみたいと思っている人の中でも、すでにクロスバイクに乗っていてスポーツ自転車の扱いがある程度わかっているようであれば、エントリーグレードではなく15万円〜20万円クラスでアルミフレームの「ちょっといい」ものを選んでみてはどうでしょう。

「15万円〜20万円」で「アルミフレーム」と言っても、実にたくさんの種類があります。初めての1台であれば、どんなふうにロードバイクで楽しみたいのか、そのイメージはある程度あったとしても、まだはっきりとは固まっていないはずです。となると「オンロードのサイクリングであれば、ある程度何でもこなせる」という汎用性がありつつ、同時に「すぐに不満が出るものではなく、基本性能がしっかりしているもの」がおすすめです。

そんなことを考えつつ、5台ピックアップしてみました。

●カーボンフレームのような美しい仕上げの「TREK Émonda ALR 5」

photo_トレック・ジャパン

軽量でオールラウンドに使用できるアルミロードバイクとして定評がある、トレックのエモンダシリーズ。2019年モデルでは複雑なフレーム形状かつ溶接を美しく仕上げており、ぱっと見はカーボンフレームと見分けがつかないほどです。トレーニング目的でもよし、ロングライドにもよし。乗り始めてしばらくしてから、耐久レースやヒルクライムに目覚めても対応できる1台です。

メインコンポーネント:シマノ・105
価格:172,000円(税別)
メーカーリンク: Trek Bikes

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●名門の走りをリーズナブルに楽しめる「COLNAGO A2-r」

photo_NBS

イタリアの名門ブランドあるコルナゴが、日本市場からのリクエストにより製造するアルミロードバイクです。フレームのチェーンステーと呼ばれる部分の長さが、フレームサイズごとに細かく変えてあり、どのサイズでも最適な性能が得られるようにこだわっているのは、このクラスのアルミフレームとしては珍しく、また、コルナゴらしいこだわりだとも言えます。

メインコンポーネント:シマノ・105
価格:105完成車 169,000円(税別)、ティアグラ完成車 139,000円(税別)
メーカーリンク: COLNAGO

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●ロングライドからレーシーな走りまで「MERIDA SCULTURA 400」

photo_ミヤタサイクル

スクルトゥーラ400は、カーボンフレームのスクルトゥーラシリーズがもつオールラウンドな性能を、アルミフレームで再現しています。素材の違いを感じさせないかっこいいスタイルが、まずは魅力。そして何かに偏ったところがなく、ビギナーが安心して乗り始められるのはもちろん、サーキットでの耐久レースもヒルクライムもこれ1台でこなすことができます。

メインコンポーネント:シマノ・105
価格:149,900円(税別)
メーカーリンク: MERIDA

●フィットネスもロングライドもこれ1台で「GIANT CONTEND SL 1」


photo_ジャイアント

ビギナーにもとっつきやすいだけでなく、シャープな走りと快適性を両立させた設計で、サイクリングを目いっぱい楽しめる「コンテンドSL」シリーズ。2019年モデルでは少し太めの700×28Cタイヤも装着できるようになり、タイヤの選択肢が広がりました。チューブレスレディタイヤ&ホイールが標準装備されています。

メインコンポーネント:シマノ・105
価格:150,000円(税別)
メーカーリンク: ジャイアント

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●ロングライドやマイペースのヒルクライムに「BRIDGESTONE ANCHOR RL6 EQUIPE」

photo_ブリヂストンサイクル

今回紹介する中では、強いて言えばロングライドに特化していると言える「RL6」ですが、自分のペースでリズムよくペダリングできるので、ビギナーがヒルクライムにチャレンジするのにもよいでしょう。20万円を切る価格ながら、ハンドルやステムのサイズを自分の体格に合わせて選べ、さらにはカラーオーダー可能である点は大きな魅力です。

メインコンポーネント:シマノ・105
価格:180,000円(税別)
メーカーリンク: BRIDGESTONE ANCHOR

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以上5種類のアルミロードバイクをピックアップしてみましたが、基本的には105完成車が揃いましたね(COLNAGO A2-rにはティアグラ完成車もあり)。価格は税別15〜18万円、これなら税込でも20万円に収まります。

いずれのモデルでも、週末に20〜30kmくらい流すような走り方から始めて、やがては100kmのサイクリングにチャレンジしたり、ヒルクライム大会に出てみたり、さらには輪行で遠くにサイクリングに行ったりと、いろいろな楽しみ方に対応できますよ。

「いやー、でもカーボン行っちゃおうかなぁ!」という方は、下記リンクの記事をどうぞ。

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(Gen SUGAI)