コミコミ20万円で始めるロードバイクライフ 2015年版

車体とグッズの合計金額も見てみましょう。

例えばロードバイク本体に税別80,000円のGIANT DEFY 4を選択すれば、周辺グッズが税別85,849円、合計して消費税8%も加算すると、金額は「税込179,117円」となります。

今後まだ値上げするメーカーもあると思うので少し余裕を持たせてありますが、コミコミ20万円という目標はとりあえずクリア。他にもメンテナンス用品等、持っておいたほうが良いものはたくさんありますし、ウエアもこのままでは一張羅になってしまいますが、それは少しずつ買い足していけば問題ないでしょう。

また、周辺グッズにもう少し優先順位を付けて絞り込むとすると、上に挙げた1〜16までが必須、そしてサイクリングパンツの替わりにパッド付きのインナーパンツ(PEARLIZUMI メッシュ インナーパンツ、税別3,500円)を買うとすれば、イニシャルコストは下がります。ペダルはフラットペダル、靴はとりあえず手持ちのスニーカーで。

この場合、周辺グッズの合計は「税込52,391円」です。ロードバイク本体を合わせて14〜16万円くらいに収まります。また、全体の予算がコミコミ20万円なのであれば、その分ロードバイク本体をもう少し上のグレードにすることもできますね。もちろん、周辺グッズは後から買い足したほうが良いのは言うまでもありません。

いずれにしても強調しておきたいのは、トータルの予算を抑えたいからといって、初めての人がネットオークションの中古ロードバイクに手を出したり、29,800円で売っているなんちゃってロードバイクに手を出すくらいなら、ちゃんと貯金して、最低でもここに挙げた金額を出せるようにしたほうが、結果としてずっと幸せだということです。もしくは最初の1台はクロスバイクにしましょう。

ロードバイクを買うのはクロスバイクで春夏秋冬過ごしてからでも悪くない | CyclingEX.

すっかり記事が長くなってしまいました。毎度毎度の締め文句ではありますが、ロードバクを始めたいと思っている人にとって何かの参考、イメージを膨らませる手助けになれば幸いです。

※2015年4月23日加筆修正

(Gen SUGAI)