GIANT(ジャイアント)のレース向けロードバイク「TCR」シリーズと聞けばモデルチェンジしたばかりのカーボンフレームモデルを思い浮かべる人が多いと思うが、お求めやすいアルミモデル「TCR SL」も健在だ。

TCR SL 1 photo_ジャイアント

10万円台前半〜中盤のエントリークラスはコンフォート性能をアピールすることが多いが、TCR SLは深めの前傾姿勢が取れる、レース志向の設計だ。

コンフォート性能を求める人に向けては「CONTEND(コンテンド)」シリーズがあるから、コンフォートになびく必要はナシ。TCR SLはあくまでもTCRらしく、というわけだ。

TCR SL 2 photo_ジャイアント

フレームはGIANT伝統の軽量な「ALUXX SL-Grade アルミ」で、フロントフォークはフルカーボンのものを装備。シートポストはエアロ性能と快適性をあわせもった、同社独自の「VARIANT COMPOSITE」が使われている。また、ホイール&タイヤはチューブレスレディが標準となっているのも特徴だ。

価格は、シマノ・105完成車のTCR SL 1が150,000円(税別)、シマノ・ティアグラ完成車のTCR SL 2が135,000円(税別)。

リンク: GIANT Bicycles | トップページ

※本稿執筆段階では、多くのメーカー・代理店で2021年モデルが在庫僅少や納期未定といった状態になっています。詳しくは取扱販売店にお尋ねください。

(SUGAI Gen)