使い方自由!ジャンルにとらわれないスポーツ自転車5選

新しい自転車を見ると「これはロードバイク」「こっちはグラベルロード」「これはコンフォート系のクロスバイクだね」といったように、何かしらのカテゴリーに当てはめたくなるもの。

しかし世の中には、そんな枠に収まらない、ジャンルにとらわれない自転車もたくさんあるのです。

SPECIALIZED SIRRUS X 5.0

photo_スペシャライズド・ジャパン

まず最初に紹介するのは、SPECIALIZED(スペシャライズド)のSIRRUS X 5.0(シラスX 5.0)。SIRRUSシリーズのそのものはクロスバイクですが、このSIRRUS X 5.0は軽量カーボンフレームと太いタイヤを備え、快適に移動できるのはもちろん、乗り手の冒険心をも満たす1台。単なる「高級クロスバイク」では終わりません!

自転車以外の趣味がある人(キャンプ、釣り、カメラ等々)の移動手段にもよいのでは。在庫が少ないみたいなので、欲しい人は急いで!

価格:198,000円(税込)

リンク: SIRRUS X 5.0 CSTBLU/HYP/BLK L(L キャストブルー/ハイパー/サテンブラックリフレクティブ): BIKE | スペシャライズドオンラインストア

関連記事: アルミモデルも登場したグラベル対応クロスバイク「SPECIALIZED SIRRUS X」 – CyclingEX

GIANT CONTEND AR 3

photo_ジャイアント

続いて、GIANT(ジャイアント)のCONTEND AR 3(コンテンド AR 3)。パッと見た感じはロードバイクであり、GIANT自身もロードバイクとしてカタログに載せているわけですが、700×32Cタイヤを標準装備(フレームは38Cまで対応)しディスクブレーキも装備。

明らかに「グラベルロード」というわけでもなく、しかし「いろんなところを走れそう」と想像力を掻き立てます。

価格:125,000円(税別)

リンク: 2020 GIANT Bicycles | CONTEND AR 3

関連記事: GIANT 2020年モデル:ワイドなタイヤで快適性を高めたロードバイク「CONTEND AR」 – CyclingEX

ANCHOR RL6D 105 MODEL

photo_ブリヂストンサイクル

「ディスクロードはいつ出るんだ!」と多くの人が思っていたであろう、ブリヂストンのスポーツバイクブランド「ANCHOR(アンカー)」ですが、なんとロングライド系モデルのRL6にディスクブレーキ仕様が追加されました。

まあカテゴリーは何だ?と問われれば「ロードバイク」ということになりますが、突如として太いタイヤやダウンチューブのボトルケージ台座などをを備えて登場したこのRL6Dは、ひとつ上のGIANT CONTEND AR 3同様に想像力を掻き立てる1台ではないでしょうか(むしろ想像力が問われるというべきか)。

価格:215,000円(税別)

リンク: RL6D | ALL LINE UP | アンカー | ブリヂストンサイクル株式会社

関連記事: BRIDGESTONE ANCHOR 2020年モデル発表 – CyclingEX

MERIDA SILEX+ 6000

photo_ミヤタサイクル

ドロップハンドルの自転車が3台続きます。こちらは、一見するとグラベルロードバイクに見えるMERIDA(メリダ)のSILEX(サイレックス)シリーズ。実は、オフロードツーリングのために開発されています。

まず、MTBをベースに生み出された、ヘッドチューブもトップチューブもどーんと長いジオメトリーをもつカーボンフレームが個性的。そしてワイドな650Bタイヤを装備し、見るものに強いインパクトを与えます。

価格:359,000円(税別)

リンク: メリダ -MERIDA- | ラインナップ | ロードバイク | SILEX+ 6000

Cannondale Bad Boy 2

photo_キャノンデール・ジャパン

マットブラックで統一された外観と、Cannondale(キャノンデール)ならではの片持ちフォーク「レフティ」を装備するアーバンバイクのBad Boy。アグレッシブな外観ながらどことなく上品なイメージもある「きれいなワル」といったところでしょうか。

真横からの写真ではわかりませんが、レフティフォークにLEDが埋め込まれているので、夜道でのインパクトもかなりのものです。

価格:99,000円(税別)

リンク: Cannondale: Bad Boy | Urban | Active


というわけで、新ジャンルを予感させるものから我が道を行くものまで5つの自転車を紹介してみました。この中に、みなさんが気になるものはあったでしょうか。既存のカテゴリーに当てはまらないから「わからない」と斬って捨てるのではなく付き合ってみると、新しい発見に溢れているかもしれませんよ。

(SUGAI Gen)