27.5インチMTBも!大型バッテリーとパワフルな走りを手にいれた電動アシストスポーツ「YAMAHA YPJ」のニューモデル4種


ヤマハ発動機が、同社の電動アシストスポーツ自転車ブランド「YPJ」に、クロスカントリー用MTB「YPJ-XC」を始めとする4モデルを追加、今夏より発売すると発表しています。

YPJ-XC

ヤマハ発動機株式会社は、スポーツ自転車の高い走行性能と電動アシスト機能のメリットをハイブリッドさせた新感覚のスポーツ自転車ブランド「YPJ(ワイピージェイ)」シリーズ新モデル4種を、2018年6月11日より順次発売します。

情報源: 新感覚の走りと楽しみ方を提案するスポーツ電動アシスト自転車 「YPJ」シリーズ4モデルを新発売 オフロードモデル「YPJ-XC」などを新たにラインアップ – 広報発表資料 | ヤマハ発動機株式会社

まず、各モデルの概要と製品写真を紹介します。

●YPJ-XC

27.5インチホイールとフロントサスペンションを採用したMTBモデル。

photo_ヤマハ発動機

2018年7月18日発売予定
ドライブユニット:PW-X
一充電あたりの走行距離(標準パターン):
 「EXPW」モード 85km
 「HIGH」モード 90km
 「STD」モード 108km
 「ECO」モード 148km
 「+ECO」モード 225km
サイズ:S、M、L
重量:21.3kg(L)
価格:378,000円(税込)

●YPJ-ER

700×35Cタイヤとディスクブレーキを採用、大型バッテリーを搭載した、オールラウンドなロードモデル。

photo_ヤマハ発動機

2018年6月11日発売予定
ドライブユニット:PWseries SE
一充電あたりの走行距離(標準パターン):
 「HIGH」モード 93km
 「STD」モード 111km
 「ECO」モード 152km
 「+ECO」モード 242km
サイズ:S、M、L
重量:19.8kg(L)
価格:345,600円(税込)

●YPJ-EC

「YPJ-ER」から派生した、フラットバーロードモデル。

photo_ヤマハ発動機

2018年6月11日発売予定
ドライブユニット:PWseries SE
一充電あたりの走行距離(標準パターン):
 「HIGH」モード 89km
 「STD」モード 109km
 「ECO」モード 148km
 「+ECO」モード 222km
サイズ:S、M、L
重量:19.9kg(L)
価格:280,800円(税込)

●YPJ-TC

YPJ-ECをベースに、キャリアやフェンダーを装備したトレッキングモデル。

photo_ヤマハ発動機

2018年6月11日発売予定
ドライブユニット:PWseries SE
一充電あたりの走行距離(標準パターン):
 「HIGH」モード 91km
 「STD」モード 112km
 「ECO」モード 153km
 「+ECO」モード 237km
サイズ:S、M、L
重量:22.6kg(L)
価格:324,000円(税込)

●オフロード走行で笑顔になれる「YPJ-XC」と、マルチに使えるトレッキングモデル「YPJ-TC」

今回、一度に4種類のニューモデルが発表されたYPJシリーズ。1時間という限られた試乗&撮影時間の中で、CyclingEXではMTBの「YPJ-XC」と、トレッキングバイクの「YPJ-TC」に注目してみました。

まずは、なんといってもYPJ-XC。

2015年の東京モーターショーでコンセプトモデルが展示され、2017年の東京モーターショーでは限りなく市販モデルに近いものが展示されていました。

そんなわけで、スタイル自体はすでに見慣れた感もあります。

おとなしいとも言えるし、誰にでも似合うとも言えるデザインですが、そのへんがヤマハらしい感じ。

YPJ-XCに採用された、PW-Xパワーユニット。従来モデルの「YPJ-C」や「YPJ-C」では、控えめで自然なフィーリングのアシスト制御が特徴でしたが、今回はアシスト走行をはっきりと感じされる制御となっています。

YPJ-R/YPJ-Cと異なり常にアシスト走行する前提であり、バッテリーも大型化されました。上記概要でも紹介したとおり、1日走り回れる航続距離を実現。

バッテリーの左側面下部に端子のカバーがあり、カバーを開けて充電器を接続するこことができます。

ROCKSHOX(ロックショックス)の「RECON GOLD(120mm)」を搭載。

メインコンポーネントはシマノ・SLXです。

ブレーキもSLX。ローター径は180mmです。当然ながら前後スルーアクスルとなっています。

コンパクトマルチファンクションメーター。アシストモード切り替えスイッチは別体で、ハンドル左側に備わります。

タイヤは27.5×2.25のMAXXIS(マキシス)ARDENT。

パワフルなアシストによって、オフロードの急坂もグイグイ登っていきます。

調子になるとフロントが浮いてしまうので上体を伏せて乗っていたのですが、それでもときおり後輪がスリップしてしまいます。するとヤマハの方から「フロントが浮かないように注意は必要だが、後輪にどっかりと腰かけたほうが良い」とアドバイスが。

アシストはHIGHモードにして、言われたとおりにどっかりと腰かけつつ、ペダルを強く踏み込み過ぎないように、ジワッと進みます。すると、最初はスリップしていた斜度がきついところもスルッとクリアできるようになりました。

ただアシスト力に任せて進めばよいわけではなく、しかし確実に、自分の脚力だけでは難しいようなセクションもクリアできるので、慣れてくるとどんどん面白くなってきます。下りの性能については、今回の試乗コースではなんとも言えませんでした。

なお、ハンドル幅が740mmあるので普通自転車ではない点には注意が必要です(オフロードでは扱いやすいです)。

続いて、トレッキングバイクのYPJ-TC。

フェンダーとキャリアを標準装備、アシスト走行距離も「STD」モードで100km超なので、距離のある自転車通勤や、泊りがけのサイクリングにも使用できます。

メインコンポーネントは、シマノ・ソラ。フロントダブル仕様です。

ハンドル周り。ヘッドライトが標準装備されています。

細身のリアキャリアには、テールライトが埋め込まれていました。

ドライブユニット「PWseries SE」。

シートチューブ側に、ボトルケージ台座が備わりました。

YPJ-XCのところでも紹介した、バッテリーに充電器を接続するところ。カバーを開いてみました。バッテリーを車載した状態での充電ができます。

CSTがE-BIKE用に出しているオンロード用タイヤを装備しています。

リアのスタンド、便利。

フロントサスペンションも備え、いかにも「トレッキングバイク」という佇まい。フラットなところで試乗した限りでは、パワフルなアシストを得て実に快適に走り、安定感も十分。それなりの価格がしますが、コミュータータイプの、だけど今あるものよりはもっとスポーティで質感の高いものが欲しい——と思っている人には、ぴったりな1台でしょう。

製品情報等は、ヤマハ「YPJ」ブランドサイトでどうぞ。

情報源: YPJ – YPJ,YAMAHA | ヤマハ発動機株式会社

(Gen SUGAI)