RITEWAY(ライトウェイ)の「SONOMA(ソノマ)」は、もともとカンチブレーキを装備した入門ツーリング車でしたが、2017年モデルから機械式ディスクブレーキと太いタイヤを採用し、走る場所を選ばないドロップハンドルのスポーツ車といった位置付けになっています。
2018年モデルではフレームのジオメトリーを見直し、タイヤはさらに太くなりました。
そのタイヤは、KENDA SMALL BLOCK 8 29×2.1。
スチール(一部クロモリ)の細いフレームと太いタイヤの組み合わせが、独特の雰囲気を生んでいます。アドベンチャーロード風味とでも言いますか。ちなみに、ボトルケージ台座もちゃんと3つあります。
メインコンポーネントは、リア7速のシマノ・ターニーA070。つまり「これより下はありません」というようなグレードで、コストを抑えていることは間違いありません。
でも「もうちょっと上のグレードのコンポーネントが付いていてもいいんじゃないか」と思わせるような、存在感があるように思います。カスタムベースにも面白いかもしれません。
フレームサイズは420と500の2種類で、重量は13.9kg。そして価格は79,800円(税別)です。
リンク: ソノマ アドベンチャー クロスバイク | ライトウェイバイクブランドサイト
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。