みなさん、自転車に乗るときはヘルメットかぶってますよね? ヘルメットをかぶって自転車に乗り、外出先で用事をこなしたり、お店に入ったりするとき、そのヘルメットはどうされているでしょうか。
[2022/12/27 追記] 本記事は掲載から時間が経ち、内容が古くなってしまいました。新しい記事を掲載していますので、ぜひごらんください。
例えばお店に入る場合、私ですとヘルメットを持って入ってしまうことが多いです。
サイクリング先でコーヒーショップなんかに入るときも、こんな具合です。
これは現在Facebookページのカバーになっている写真ですが、「自転車で来ました」ということを意味する構図としては、ありがちです。
ただ、先日とても湿度の高い日に自転車に乗っていて、そしていつものようにコーヒーを飲むためにガソリンスタンド併設の「ドトール」に立ち寄ったとき、思ったのです。
これだけ汗をかいたんだし、このヘルメットを店内に持って入るのは、ちょっとどうかな……と。
バイク(モーターサイクル)であれば、ヘルメットホルダーがあります。スクーターならメットインスペース。でも自転車にはそのようなものがありません。ハンドル周りやフレームに留めておけばいいじゃん……とも思いますが、いちおうロックもかけたい。
というわけで、とりあえず、
このようにしてみました。
店内の席からのガラス窓越しに自転車を確認できる状態なので、ロックのかけかたとしては若干適当ですが、メインのロックとは別に「ふたつ目」として持っていた細いワイヤーロックを、ヘルメットの通気孔に通しただけです。
ちなみにロックはおなじみのクロップスの「Q5」です。
このとき着用したヘルメットはGIROの「REVERB」ですが、街乗り用として割り切って購入・使用しているので、自転車から離れる時間が長いとき(例えば駅の駐輪場に留めて電車で出かけたいとき)でも、この方法で良いかもしれません。
[2023/1/22 追記] 本記事は掲載から時間が経ち、内容が古くなってしまいました。新しい記事を掲載していますので、ぜひごらんください。
[2023/1/22 追記] こちらの囲みの内容は、本稿執筆時点のものです。残念ながら、紹介した商品は廃盤となっています。
ちなみに、LAZERのヘルメットには、オプションでヘルメット用のロックが用意されています。
LAZER レイザー Cappuccino Lock カプチーノ ロック
バックルを置き換えて使用します。
また、TIOGA(タイオガ)からは「ヘルメット キーパー」なる製品も。
TIOGA タイオガ | Helmet Keeper ヘルメット キーパー
ヘルメット専用のコンパクトなワイヤーロックです。ちょっと店先に駐輪したいときはこれでも良さそう。
ただしワイヤーロックでは、そのロックが切断されたらヘルメットが「使える状態で」持って行かれてしまうのが難点です。
電動アシスト自転車に乗るお父さんお母さん向けには、こんな製品もありました。
後付けのヘルメットホルダーです。
スポーツ自転車でも、こういうのが欲しい人は多いのではないでしょうか。
街でもっと自転車を活用しよう(させよう)と思ったら、そして街乗りでのヘルメット着用率を上げようと思ったら「降りてからヘルメットをどうするか」は結構大事な問題ではないでしょうか。
例えば、ヘルメットが収まってしまい、しかも「いかにも自転車って感じ」ではないバッグというアプローチもあります。
気になるバックパック「Côte&Ciel ISAR RUCKSACK Medium」EVERNOTEバージョン | CyclingEX
一方で、自転車用のヘルメットホルダーも、もうちょっと考えられて良いのではないかと思いました。
[2022/12/27 追記] 本記事は掲載から時間が経ち、内容が古くなってしまいました。新しい記事を掲載していますので、ぜひごらんください。
(SUGAI Gen)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。
ヘルメットのバックルに鍵の機能を持たせてはどうでしょうか?