GIANT 2021年モデル:太いタイヤで乗り心地がよい新定番クロスバイク 「GRAVIER DISC」

GIANT(ジャイアント)が「新定番クロスバイク 」と謳っているのが、27.5インチタイヤを装備する「GRAVIER(グラビエ)」シリーズ。今回は同シリーズ2021年モデルから、ディスクブレーキバージョン「GRAVIER DISC」を紹介。

GRAVIER DISCの2021年モデルは、一度ブラウンサイドのタイヤを採用した仕様が発表され店頭にも並んだが、その後ブラックサイドに変更となった。タイヤは変更前も変更後もKENDA K-1082 27.5×1.75。つまり色だけが変更となった。

いずれにしても、この「27.5×1.75」というタイヤサイズが、GRAVIERの肝心なところ。タイヤの外径自体は、ESCAPE R3のような700Cに近い。

photo_ジャイアント

しかし、タイヤが太い分だけ中に入る空気の量が多く、クッション性にすぐれる。つまり乗り心地がよいと感じるし、荒れた路面だってこなせる。雨でも制動力が落ちにくいディスクブレーキ(しかも油圧式)も搭載し、まさに普段使いには「最強か!?」と思うような1台だ。

photo_ジャイアント

サドルにはGIANT製のアクセサリーを簡単に取り付け可能な「UNICLIPシステム」が備わっている。テールライトやサドルバッグ、ワイヤー錠などの別売アクセサリーと組み合わせれば、扱いやすさと統一感もばっちりだ。

フレームサイズは、430(XS)、465(S)、500(M)、555(L)mmと幅広く用意。重量は11.6kg(465mm)で、見た目から想像するよりは軽い自転車と言える。

価格は、62,000円(税別)。

リンク: 2021 GIANT Bicycles | GRAVIER DISC

また、GIANTが女性向けに展開する別ブランド「Liv(リブ)」からは、同様のコンセプトで「GRAMME DISC(グランメ・ディスク)」が発売されている。

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フレームサイズの展開が、350(XXS)、400(XS)、440(S)mmと小さめ。もちろん、カラーもユニセックスモデルとは差別化されている。なお、こちらも2021年モデル発表時はブラウンサイドタイヤだったものが、後にブラックサイドへと変更された。

価格は62,000円(税別)だ。

リンク: 2021 Liv Cycling | GRAMME DISC

※本稿執筆段階では、多くのメーカー・代理店で2021年モデルが在庫僅少や納期未定といった状態になっています。詳しくは取扱販売店にお尋ねください。

(SUGAI Gen)