自分の心の中に「まだ少し、スポーツサイクリングを楽しむには早いかもしれない」と思う気持ちがある。ただ、かといって自転車に乗っていないかというと、まったくそんなことはない。
![マークローザ 7S](https://www.cycling-ex.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_7387.jpeg)
こういうときに強いのは、実用的な自転車だ。
買い物だったり、通院だったりといった日常の用事はもちろん、ときには川沿いの道をのんびりと流して、親水テラスに立ち寄って川の流れを眺めてみたり(そのうち雑魚釣りでもやってみたいものだ)。
![親水テラス](https://www.cycling-ex.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_7388.jpeg)
外の空気を吸い、日差しと風を受けながらペダルを回せばそれだけで十分リフレッシュになる。それはコロナ禍において、とても貴重な時間だ。
![コメダ](https://www.cycling-ex.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_7389.jpeg)
自宅での作業に少し飽きたときは、自転車を走らせてコメダ まで行き、アイスコーヒーをお供にしばし作業を行なって、また自転車で家に帰る。もちろん徒歩で行き来することもあるのだが、私にとっていちばん気持ちが軽やかになる移動手段は、やはり自転車だ。
自由、気まま、軽やかに。
気持ちのもちよう次第で、それは日常を冒険に変えることだってできる。
え?それは言い過ぎ?
![あんかけスパ](https://www.cycling-ex.com/wp-content/uploads/2020/06/IMG_7297.jpeg)
ちなみに、この初夏いちばんの冒険は、コメダで「あんかけスパ」を食べたことだった。
関連記事: MARKROSA 7Sが片道5kmの自転車通勤におすすめの理由 – BRI-CHAN
(SUGAI Gen)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。