おすすめクロスバイク&街乗り自転車2019-2020年版:いい自転車と暮らそう


自転車を選ぶとき、ついついコスパ(コストパフォーマンス)ばかりを気にしていませんか。「こんなもんでいいだろう」と妥協して愛車を購入していないでしょうか。

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でも、これから自転車を買おうと思っているなら、ちょっと待ってください。ちゃんとしたメーカーの「ちょっといい自転車」とともに、すてきな日々を過ごしてみませんか?

[最終更新 2019/11/3]

※この記事は随時アップデートされます



体を預けるわけだから、いい自転車を選びたい

運転免許がなくても、思い立ったその日から誰でも気軽に乗ることができる——それは自転車がもつ大きな魅力のひとつです。その気軽さゆえに、自転車を選ぶ際にはあまり費用をかけたくない、なるべく安く済ませたいと思う人が多いのも事実です。

今どき、ホームセンターや大型スーパー、ディスカウントストアなどで、クロスバイクと名乗る自転車を2万〜3万円程度で購入することができます。インターネット通販でそういった自転車を手に入れることも、たやすいことです。しかし、安価な自転車は結局のところ「それなりのもの」でしかありません。

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自転車は自分の体を預けて走る乗り物です。だからこそ、できるだけ「ちゃんとしたもの」を選んでみませんか? もちろん、高ければいいというものでもありません。趣味と実益、品質と価格のバランスを考えれば、5万円〜10万円クラスの「クロスバイク」と呼ばれる自転車や、それに近い街乗り自転車がぴったりと言えるでしょう。

クロスバイクとはどんな自転車か

クロスバイクとは、舗装路を速く走るための「ロードバイク」と山道を走るための「マウンテンバイク(MTB)」とがクロスオーバーした自転車で、ロードバイクと同じ「700C」サイズのホイール、そしてMTBとロードバイクの中間の太さのタイヤを装備するのが一般的です。

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自転車のジャンルについての細かい話はさておき、これからスポーツサイクルを始めたいと思っている人には、なんといってもクロスバイクが「ちょうどいい」存在でしょう。

それまでシティサイクルしか乗ったことがない人、自転車自体が久しぶりの人でも、スッと馴染むことができます。そして、通勤や通学、買い物といった「普段使い」ができます。普段使いができるのに、その気になればスポーツライドもできるし、遠くにだって行ける。そんな自転車がクロスバイクです。

今回は、そんなクロスバイクを中心として、「ガチなロードバイク」ではなく、街乗りにぴったりなスポーツ自転車を紹介します。

おすすめ1台目:スポーツ性能と実用性を高いレベルで両立「FX 2 Disc/FX 2 Women’s Disc」

・FX 2 Disc

TREK(トレック)のFXシリーズは、走りの軽さと安定感、そして実用性のバランスの良さには定評があるクロスバイクです。靴に例えれば、普段の街履きにも使えるカジュアルなランニングシューズといったところ。通勤や通学などの街乗りだけでなく、ツーリングに使うことだってできます。

少ない力で操作でき雨の日でもブレーキ力が落ちにい、油圧式のディスクブレーキを標準装備。天候に関わらず毎日乗りたいという人にはありがたいものです。

ライトやスタンド、自転車用のメーターなど、純正のオプションパーツをスマートに取り付けるための工夫がなされています。

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価格:66,000円(税別)

・FX 2 Women’s Disc

FX 2 Discを女性向けにアレンジした製品です。フレームの設計や体に触れるパーツなどが、ユニセックスモデルとは異なっています。

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価格:66,000円(税別)

関連記事: TREKのクロスバイク「FX」シリーズの2020年モデル登場 – CyclingEX

製品情報や販売店情報はこちら: Trek Bikes – The world’s best bikes and cycling gear | Trek Bikes (JP)

おすすめ2台目:走りの軽さが光る日本の定番クロスバイク「GIANT ESCAPE R3/Liv ESCAPE R3 W」

・GIANT ESCAPE R3

台湾に本拠地を置く世界最大の自転車メーカー「GIANT(ジャイアント)」が日本市場に投入している、超定番のクロスバイク。はじめてスポーツ自転車に乗る人でもとっつきやすい乗車姿勢と、ペダルをひとこぎした瞬間からうれしくなってしまうような、走りの軽さと爽快感が魅力です。

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価格:52,000円(税別)

・Liv ESCAPE R3 W

GIANTは、女性向けに「Liv(リブ)」という別ブランドを用意しています。そしてこのLivブランドから発売されているのが、ESCAPE R3 Wです。

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フレームの設計が女性専用になっており、小さめのサイズ展開。各パーツやサドル、ハンドルグリップなども女性向けにアレンジされています。

価格:52,000円(税別)

関連記事: GIANT 2020年モデル:定番クロスバイク「ESCAPE R3」が初めてタイヤサイズを変更 – CyclingEX

GIANTの製品情報や販売店情報はこちら: Giant Bicycle

Livの製品情報や販売店情報はこちら: Liv Cycling

おすすめ3台目:さらなる軽さを手に入れた「GIANT CROSTAR」

ロングセラーとなったクロスバイク「ESCAPE R3」の乗りやすさ、扱いやすさは受け継ぎつつ、より軽く、そしてキレのある走りを可能にしたのがCROSTARです。ESCAPE R3はフロント変速が3段、リア変速が8段の24段変速なのに対して、CROSTARはフロント変速が2段の16段変速となっているのも大きな違い。

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トータルの変速段数は少なくなっても、街中での使い勝手はよくなるよう、ギア比が配慮されています。

車体の軽さを活かして、街中をキビキビと走り回ることができるクロスバイクです。

価格:56,000円(税別)

関連記事: GIANT 2020年モデル:軽量クロスバイク「CROSTAR」はフロントダブルに – CyclingEX

製品情報や販売店情報はこちら: Giant Bicycle

おすすめ4台目:体格に関わらずかっこよく乗れるクロスバイク「RITEWAY SHEPHERD」

日本人が日本人のために設計するRITEWAY(ライトウェイ)のクロスバイク「SHEPHERD(シェファード)」は、フレームサイズごとにホイールサイズも変えることで、フレームの上辺が地面と平行に近い「ホリゾンタル基調」のデザインを体格に関わらず楽しめるクロスバイクです。

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フレームだけでなく、各パーツも体格に応じて使い分けています。そして品質と見た目にもとことんこだわっていて、眺めていても満足できる1台と言えます。

価格:57,800円(税別)

関連記事: RITEWAY 2020年モデル:細部をアップデートした軽快なクロスバイク「SHEPHERD」 – CyclingEX

製品情報や販売店情報はこちら: ライトウェイバイクブランドサイト

おすすめ5台目:フィットネスにぴったりなスポーツバイク「QUICK DISC 3」

Cannondale(キャノンデール)のクロスバイク「QUICK DISC 3」は、軽量で振動吸収性能にも配慮したフレームをもつクロスバイク。別売のアダプターを介してハンドルステムにスマートフォンをマウントしやすいように設計されていています。

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ホイールには回転を検知するセンサーが最初から装着されているので、速度や距離の情報をワイヤレスでスマートフォンに送り、表示させることができます。

価格:75,000円(税別)

関連記事: Cannondale 2020年モデル:フレームを一新したクロスバイク「QUICK DISC 3」 – CyclingEX

製品情報や販売店情報はこちら: キャノンデール | Cannondale Bicycles

おすすめ6台目:堅実な作りと買い得感が魅力の「BRIDGESTONE GREEN LEBEL CYLVA F24」

ブリヂストンサイクルのカジュアルな製品ライン「BRIDGESTONE GREEN LEBEL」における中核モデルと言える「CYLVA F24」は、まさにど真ん中のクロスバイク。際立った個性はありませんが、軽さと安定感のバランスに優れた乗りやすさが特徴です。

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そして、ライトやスタンド、さらには3年間盗難補償まで付いて52,800円(税別)という価格設定は、かなりお買い得感があります。

価格:52,800円(税別)

リンク: ブリヂストン グリーンレーベル | 自転車 | ブリヂストンサイクル株式会社

おすすめ7台目:ゆったりと街中をクルージングできる「Cannondale TREADWELL 3」

もうひとつ、Cannondale(キャノンデール)から。同社が2019年夏に発表した、新しい街乗りスポーツ自転車です。一般的なクロスバイクよりもさらにゆったりとした乗車姿勢で、街中をクルージングするのにぴったりな1台。

フロントホイールにスピードセンサーが取り付けられています。このセンサーから得た情報をスマートフォンで受けて、専用のアプリで情報を表示させることが可能です。

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標準の状態ではハンドル幅が740mmと広めなので、普通自転車の枠(幅60cm)に収めたい場合や広すぎると感じた場合は、販売店で購入時にカットしてもらう必要があるでしょう。

価格:59,000円(税別)

関連記事: アップライトなポジションで乗れるフィットネスバイク「Cannondale TREADWELL」 – CyclingEX

製品情報や販売店情報はこちら: キャノンデール | Cannondale Bicycles


現在の段階では以上7台をピックアップしていますが、今後各メーカー・ブランドから2020年モデルが発表されたら、いくつか追加するかもしれません(多くの自転車メーカー・ブランドがイヤーモデル制をとっているのです)。

クロスバイクに前カゴや荷台(キャリア)は付く?

クロスバイクは多くのシティサイクルとは異なり、基本的には前カゴ(バスケット)や荷台(リアキャリア)などは備わっていません。しかし、後付けすることは可能です。メーカーによっては、純正オプションが用意されています。

通勤や通学で使いたい人は、前カゴを取り付けるのもよいと思います。ただ、パーツ代と工賃はかかるので、事前に確認しておきましょう。

関連記事: クロスバイク「CYLVA F24」を通勤仕様にしてみよう&自転車通勤の消費カロリーを調べよう – BRI-CHAN

また、リアキャリアと「サイドバッグ」を使うという方法もあります。

関連記事: 荷物があっても背中が蒸れない!クロスバイクに「リアキャリア+サイドバッグ」という選択肢 – BRI-CHAN

いい自転車が少し暮らしを変えてくれる

いよいよクロスバイクが欲しくてたまらない!と思ったら、ぜひ街の自転車店を訪ねてみてください。欲しい自転車やメーカーが決まっているのなら、そのメーカーのWebサイトで取り扱い販売店を調べましょう。

ちなみに、最初の1台を通販で購入することはおすすめしません。自転車店は、自分の体格にどのサイズの自転車が合うのか身長だけでなく、股下や腕の長さ、柔軟性などを考慮し、さらには自転車を組み立てるときに、ハンドルの高さ、サドルの高さや前後位置などをユーザーに合わせてセッティングしてくれる「コンサルタント」でもあるからです。

新しいクロスバイクを手にしたら、通勤や通学、フィットネスやサイクリングと、大活躍することでしょう。ルールを守り安全に気をつけて、そして盗難にあわないように注意しつつ、皆さんの楽しみたいように楽しんでください。

「徒歩以上、クルマ未満」の移動手段である自転車は、乗る人に違う視点を与えてくれるものでもあります。自転車に乗ることで、何か新しい発見があるかもしれません。

そんな日々を、ぜひ初めてみてはいかがでしょうか。

(Gen SUGAI)