Cannondale 2019年モデル:写真で見るグラベルロード「Topstone」

先日開催されたCannondale(キャノンデール)の2019年モデル発表会において、いちばんの目玉はエアロロードの「SystemSix」。しかし、もうひとつの目玉がありました。新しいグラベルロードバイク「Topstone」です。



キャノンデールには「Slate」というドロップハンドルのグラベルバイクがありますが、30万円以上の価格帯しかありません。Synapseのアルミモデルが32Cタイヤまで許容し価格も20万円以下ですが、あくまでもエンデュランス系ロードバイクです。

そこでというわけではないかもしれませんが、アルミフレームのグラベルロードバイクである「Topstone」が登場しました。スタック&リーチはSynapseと共通としつつ、42mmタイヤまで装着可能なクラランスや豊富なボトルケージ&アクセサリーマウントを備えています。

そして、ドロッパーシートポストに対応しているのも大きなトピックで、より積極的にオフロードを楽しめるようになっています。

●Topstone Apex 1(税別価格:220,000円)

Topstone Apex 1

リア11速のスラム・APEX 1を搭載した最上位モデルです。ドロッパーシートポストも標準装備されています。

チェーンリングは40T、カセットスプロケットは11-42Tが装着されています。BBはBSA(JIS)です。

Topstone Apex 1

下ハンが握りやすい、ハの字形状のドロップハンドルです。ドロッパーシートポストのリモートスイッチも見えます。

Topstone Apex 1

標準装備されているタイヤは700×40C。もちろんリム、タイヤともどもチューブレスレディです。

フラットマウントをもち、スラム・APEX 1の油圧ディスクブレーキを標準装備します。ローター系は前後160mmです。また、前12×100、後12×142のスルーアクスルとなっています。

Topstone Apex 1

テーパーヘッドにカーボンフォークの組み合わせ。

Topstone Apex 1

四角い形状のダウンチューブです。ワイヤーがダウンチューブに内蔵されています。ダウンチューブの右側に入っていく2本のワイヤーのうち1本は、ドロッパーシートポストのものです。

扁平形状として振動吸収性を確保したチェーンステー。ちなみに左側の写真、シートチューブからソロッパーシートポストのケーブルが出ているのがわかります。

ボトルケージやアクセサリーを取り付けるための台座、キャリアダボなどが備わっています。

Topstone Apex 1

Topstone Apex 1に標準装備されるドロッパーシートポストは、50mmトラベルです。

Topstone Apex 1

さまざまなバッグを取り付けた、バイクパッキングの例。

このTopstone Apex 1、発表会ではたくさんの試乗車が用意され、販売店やメディアの参加者はSystemSixに乗ったと、こぞってこのTopstoneの試乗をしていました。



●Topstone 105(税別価格:190,000円)

Topstone 105

シマノ・105仕様の完成車です。フロントギアはダブル(クランクはFSA・オメガ)、ブレーキはシマノ・105の油圧ディスクです。こちらはドロッパーシートポストではありませんが、ケーブルを内蔵できるように穴は設けられています。

●Topstone Sora(税別価格:115,000円)

Topstone Sora

シマノ・ソラ仕様の完成車です。クランクはFSA・テンポ、ブレーキは機械式のプロマックス・DecodeRを装備します。こちらもドロッパーシートポストではありませんが、ケーブルを内蔵できるように穴は設けられています。このグレードでもカーボンフォークと前後スルーアクスルとなっています。


以上、Cannondaleの新しいグラベルロード「Topstone」の紹介でした。

リンク: キャノンデール | Cannondale Bicycles

(Gen SUGAI)