ROCKBIKES 第2章(3)-旧態依然とした体質を変えていくものづくりとニューモデル「ENIGMA」【PR】

【ROCKBIKES × CyclingEX タイアップコンテンツ】

常に「カッコよくありたい」と考えてるROCKBIKES(ロックバイクス)が、最近矢継ぎ早にニューモデルを投入している。それらすべてを設計しているのが、NYC代表の西山直人氏。「第2章に入った」というROCKBIKESのバイクづくりについて話を聞いた。

ROCKBIKES SPITFIRE BULL HORN BAR with SIXTH COMPONENTS CHARIS

同社のPR担当・吉江章光氏は企業が持つ価値観のあり方など話すのに対して、ROCKBIKESの自転車を設計する西山氏は、製品の設計意図やこれからやりたいことをかなり具体的に話すタイプだ。

「ROCKBIKESは今、第2章に入ったところです。そこでロゴを変えたのですが、それ以外にも、ロードバイクをはじめとする自転車についての“当たり前”を壊していきたいと思っています」

ROCKBIKES SPITFIRE BULL HORN BAR with SIXTH COMPONENTS CYCLONE

見た目の面でとくに目立っているのが、ブルホーンバーの採用だ。アルミロードの「SPITFIRE(スピットファイア)」や、大胆なエアロスタイルのシングルスピードモデル「TOMAHAWK(トマホーク)」に、新たにブルホーンバー仕様を追加した。また、かつてはフラットバーロードだった「PRIDE(プライド)」は、前作のphase3からブルホーンバーを採用、最新のphase4にも踏襲されている。

これらのモデルに装着されるブルホーンバーは、フラットバー用のコンポーネントに対応したレバークランプ径となっているから、カスタムもしやすい。

ROCKBIKES SPITFIRE BULL HORN BAR with SIXTH COMPONENTS CYCLONE

「ロードバイクといえばドロップハンドルというのが、一般的なイメージです。しかし、ストリートで使用する際に、ドロップハンドルである必要があるのか?と考えました。ストリートで“下ハン”を持っても、危ないしカッコよくもない。そもそも、ストリートで下ハンを持つシチュエーションがないのです。ならば、下ハンは取り払おうというわけで、見た目的にカッコよくて、ROCKBIKESの用途に合ったブルホーンバーを選択肢に加えました」

ROCKBIKES TOMAHAWK BULL HORN BAR

もちろんユーザーの好みもあるので、SPITFIREとTOMAHAWKについてはハンドルをドロップとブルホーンの2種類から選べるようにしている。

ROCKBIKES TOMAHAWK BULL HORN BAR

実は西山氏の中には“ストリートでロードバイクに乗るならこんなハンドル形状がよいのでは”という理想が別にあるのだが、今ある現実的な選択肢ということで、ブルホーンバーが選択されている。もっとも、自社でSIXTH COMPONENTS(シックスコンポーネンツ)というパーツも展開しているから、今後、そちらから新しい形状のロードバイク用ハンドルが出ないとも限らないのだが。

そして、ROCKBIKESが推し進めているもうひとつの施策が、ロードバイクのディスクブレーキ&スルーアクスル化だ。

ROCKBIKES ENIGMA Prototype

ここで、ROCKBIKESが現在開発中の「ENIGMA(エニグマ)」を見せてもらった。油圧ディスクブレーキと前後スルーアクスルを採用した、クロモリフレームのロードバイクだ。

「今、ロードバイクの世界でディスクブレーキが増えているのには理由があるわけですが、ROCKBIKESがロードバイクをディスクブレーキ化する理由は、見た目にこだわりたいから。リムの色が剥げるのが、イヤなんです。そもそも、リムにゴムをこすりつけて制動する乗り物なんて、もはや自転車ぐらいなものですけどね」

ROCKBIKES ENIGMA Prototype

理由に見た目を挙げるあたりがなんともROCKBIKESらしいが、スルーアクスルについても独特な見解をもっている。

「スルーアクスルによって、回転体であるホイールとフレームが強固に一体化することによるメリットは、ヘッド周りの剛性アップ以上に重要だと考えています。とくにディスクはフォークやエンドに力がかかるので、スルーアクスル化は必須ですね。それに、ロードレースの世界だと“クイックリリースじゃないと”という声もあるでしょうが、ROCKBIKESはストリートのための自転車なので、クイックリリースには盗難のリスクあれどメリットが何もない」

ROCKBIKES ENIGMA Prototype

ただ、スルーアクスル化するにあたり、西山氏がひとつ譲れないことがあるという。

「ROCKBIKESとしては、アルミのアクスルには反対です。軽さよりも、剛性と耐久性のほうが絶対に大事です」

ROCKBIKESや、関連するSIXTH COMPONENTSはかなりエッジの立ったデザインが多いし、乗り手が自転車に合わせることを要求する面もないわけではないが、一方でストリートでの使い勝手や丈夫さといったことも忘れていない。そんな姿勢を垣間見ることができる。

ROCKBIKES ENIGMA Prototype

ところで、このENIGMA。付いたキャッチコピーは「時速20キロの浪漫飛行」である。

ありそうでなかった、インパクトのあるルックスをしている。中でも、フレームと同色にペイントされた細身のフェンダーに目がいく。ロードバイクに装着できるフェンダーがいくつもあるが、その自転車にぴったり合って美しいものとなると、意外とハードルが高い。

ROCKBIKES ENIGMA Prototype

「さまざまな汎用のアクセサリーを取り付けることで自転車の機能を向上することはできますが、汎用品であるがゆえにゴチャゴチャとしてしまうのが欠点です。フェンダーもその代表的な例でしょう。今までは汎用性をよしとしてきましたが、前に進むためには、それを否定しないといけない時が来るだろうと思っています」

ROCKBIKES ENIGMA Prototype

「このENIGMAはまだスタディモデルのような段階で、フェンダーももっとブラッシュアップが必要ですが、フェンダーやスタンドつけててもカッコいい、ROCKBIKESらしいロードバイクに仕上げていきたいですね」

ほかにも西山氏の口からは自転車に対する新しいアイディアをいくつも聞いたのだが、ここにそれを記すのはやめておこうと思うが、最後に西山氏がこんなふうに言う。

「ホイールをスポークで編んでいるのだって、旧態依然としてもの。SIXTH COMPONENTSでバトンホイール等を出すのも、それを変えていきたいから。旧態依然とした体質を壊して、新しく作って行くというのが、ROCKBIKES第2章の柱です。エアロとかカーボンとかではなく、根本を変える。自転車が200年積み重ねてきたものをいったん否定して、新しいものを作りたいのです」

SIXTH COMPONENTS CYCLONE

自転車が登場して約200年、空気入りタイヤや現在の自転車の礎となる“安全型自転車”が登場して、約130年。そこから今日に至るまでの歴史は重たいものだが、それでも「根本を変える」と堂々と言ってのけるあたり、やはりROCKBIKESはROCKBIKESだな——と思う。

なお、今回紹介した「ENIGMA」は、2019年のリリースを目指しているという。

(つづく)

提供: ROCKBIKES

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