ロードバイクの新しい購入体験が始まる:2018年4月28日(土)オープンのスペシャライズド銀座を見てきた

2018年4月28日(土)にオープンする、スペシャライズドの新しい直営店「スペシャライズド銀座」の内覧会が行われました。

京橋駅、宝町駅、銀座一丁目駅が最寄りとなるスペシャライズド銀座。あまり予備知識なくこの店舗を初めて訪れた人は、おそらく「思いの外コンパクトだな」という印象を受けるのではないでしょうか。

狭い……というわけではありません。しかし、取り扱いバイクはロードバイクとTT&トライアスロンバイクに特化し、展示される完成車は6台、フレームセットは9台。スペシャライズドの膨大なラインナップを考えれば、少ないことは間違いありません。

スペシャライズド銀座が目指しているのは、店頭在庫を販売することではなく、ひとりひとりに最適なバイクを提供すること。

店内には自分のカラダに合ったバイク選びを手助けするツール「MATCH(マッチ)」が導入されています。

さらに本格的なフィッティングを望むなら、Body Geometry FITを受けることもできます。もちろん、最新のフィッティングツールである「Retul(リトゥール)」を導入。

シューズのカスタムフットベッドを注文することも可能です。

いやいや、肝心のバイクはどう選ぶの……ということになるかと思いますが、店頭に展示された完成車とフレームに加え、タブレットデバイスでデジタルカタログを見つつ、ショップスタッフとコミュニケーションを取りながらバイクを選んでいきます。

在庫は店頭ではなく、スペシャライズドの本社にあって、注文後に取り寄せるわけです。

もちろん、バイクだけでなくパーツやアクセアリーも取り扱っています。こちらは主要なアイテムがひととおり置いてある感じですね。

サポート体制も新しいスタイルが導入されていて、その場でできる整備・修理は店頭で行うものの、預かりが必要なものに関してはスペシャライズド本社に送られて作業することになります。なんだか面倒なことを……と思うかもしれませんが、補修部品等を店舗でストックしておくより、本社で集中して管理したほうがタイムロスが少なくなり、結果としてユーザーメリットも出てくるものと予想されます。

そして、実はショップスタッフがすごい。元プロトライアスリートや実業団レースで実績豊富なライダーなどがスタッフとして店頭に立ちます。中にはフルタイムではないスタッフもいるのですが、「スポーツジムで週に何コマか受け持っているインストラクター」とか「火曜と金曜に来る形成外科の先生」みたいなイメージでしょうか。そういったスタッフのみなさんの叡智を結集して、スポーツバイクをこれから始めるビギナーへのレクチャーから、もっと上を目指すライダーのトレーニング指南まで、幅広くサービスを提供していくとのこと。

週末のライドイベントはもちろん、銀座・京橋エリアという立地を生かして、朝活トレーニングなどのイベントも実施していく計画だそうなので、このエリアにお勤めの方でスペシャライズドのバイクに興味がある方は、要チェックですよ。

営業時間等の詳細は、スペシャライズド銀座のWebサイトでどうぞ。

リンク: スペシャライズド銀座|スペシャライズドストア

関連記事: 最高のスペシャライズド体験を—2018年4月28日(土)オープン「Specialized Ginza」 – CyclingEX

(Gen SUGAI)