自転車用エアバッグ「HOVDING」が火薬類取締法をクリアしていよいよ発売


自転車用エアバッグ「HOVDING」が、いよいよ日本でも発売開始となりました。

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スウェーデン生まれの自転車用エアバッグ「HOVDING」は、マフラーのように首周りに装着して使用、加速度センサーが転倒を検知すると、その0.1秒後には頭を覆うようエアバッグが展開します。柔らかいものに包まれるので、高い頭部保護性能が期待できます。

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さて、このHOVDING、エアバッグの展開には火薬が用いられます。今まで日本に自転車用エアバッグなどなかったので、火薬類取締法をクリアする必要がありました。当初2013年秋には発売予定だったのですが、この点を見落としていたのでしょうか、発売が延期されていたという経緯があります。

HOVDINGを輸入するライトウェイプロダクツジャパンは経済産業省に対して、HOVDINGを火薬類取締法の適用除外火工品に指定するよう要望を出していました。産業構造審議会保安分科会火工品検討ワーキンググループによる審議の様子が、経済産業省のWebサイトで確認できます(火工品検討ワーキンググループ 平成26年4月18日 第2回 の中にあり)。

保安分科会(METI/経済産業省).

そして昨年9月、火薬類取締法の適用を受けない火工品として新たに「自転車用ヘルメット型エアバッグ」が指定を受けています。

火薬類取締法施行規則第1条の4第7号の規定に基づき、火薬類取締法の適用を受けない火工品を指定しましたのでお知らせします。

引用元: 火薬類取締法の適用を受けない火工品の指定について.

というわけで、HOVDINGは2015年3月30日より発売開始となりました。価格は54,000円(税込)で、一度使用すると再利用はできません。

ヨーロッパでは、ヘルメット着用によって頭が蒸れたりすることなく、事故の時に頭部を保護できるとあって、高価ながらも13カ国5,000ユーザーほどが利用しており、またリピーター率も高いようです。ただ、開発された北欧と日本とでは夏の気温があまりに違い、首にこれだけのものを巻きつけるのは街乗りでもちょっと厳しいので、より技術開発が進んで小型化されると良いなと思いました。

【HOVDING(ホーブディング) 公式サイト】 ヘルメット.

(Gen SUGAI)