シマノXTR Di2 M9050で外装変速の常識が変わるかも


シマノが、リア11速の新型XTRに、さらにDi2仕様を追加し発表したようです。

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シマノの英語サイトに情報がアップされています。Di2に関する全体的な説明はこちら。

Shimano XTR.

製品はこちら。

Shimano XTR | shifting.

『ちろの山岳自転車哲学 ・リローデッド』でももちろん紹介されています。

今回のポイントは大きく分けて二つあるんですが、その一つは、なんとシンクロナイズド・シフトと呼ばれる「一つ」のシフターで前後のディレーラーをシフトしてしまおうと云う大胆な物でしたっ!

引用元: ちろの山岳自転車哲学 ・リローデッド・ シマノ XTR9050 Di2 解禁!.

というわけで話題の「シンクロナイズド・シフト」。説明がわかりやすいのは、鏑木裕さんが執筆された、サイスポWebの記事でしょう。

シンクロシフトモードでは、右の変速スイッチだけで前後のディレーラーを操作してしまう。たとえばトップ側からギヤを軽くしていくと、途中でフロントディレーラーをインナーに落として、その分リアも小さなスプロケットに入ってしまう。ロー側からトップ側への変速も同様で、途中で勝手にアウターギヤへと変速する。

 

この“ワンハンド・オペレーション”は、段階的にギヤ比が軽く(もしくは重く)なるよう、なおかつチェーンラインが不自然にならないように計算されており、ライダーはただ何も考えず、その瞬間の「軽くしたい」「重くしたい」という本能だけで右手のスイッチを操作すればいいのだ。

引用元: サイスポTopics|MTB用コンポーネントもついに電動化 XTR Di2登場!.

フロントダブルの自転車で坂を上っているとします。最初は緩斜面で、フロントアウターで走っている。だんだん、斜度がきつくなって、リアを軽いギア(大きなスプロケット)に変速して行きます。そしてどこかで「フロントをインナーに変速したい」というタイミングが来ますよね。そして実際にフロントをインナーに入れると、今度はそのままだとギアが軽すぎるから、リアを何段か重いギア(小さなスプロケット)に入れて、帳尻を合わせるはずです。

斜面が緩くなって、そして平地が現れたら、今度はギアを重たいほうへ変速したくなります。リアを重いほうへ変速しながら加速し、そして平地が続くなら、どこかでフロントをアウターに入れます。そのとき、リアは逆にいったん軽くするはずです。

この「もっとギアを軽くしたい、フロントをアウターからインナーに落として、リアは重くして」とか「もっとギアを重くしたい、フロントをインナーからアウターに上げて、リアは軽くして」という動作を、コンポーネントが勝手にやってくれるのが、XTR Di2のシンクロシフトです。

そして、変速パターンはカスタマイズ可能とのことですので、まさに、2×11=22速や、3×11=33速のうちの「実際に使いたいギアの組み合わせをDi2が勝手にやってくれる」システムなのです。

※もちろんフロント用のシフターも用意され、従来通りの使い方もできます。

……と、知ったように書きましたが、私も早く触ってみたいです。

最後に、ビデオをどうぞ。

これ、外装変速機の常識が変わっちゃうかもしれませんね。

(Gen SUGAI)






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