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  • 投稿の最終変更日:2015年3月16日
  • 投稿カテゴリー:コラム
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先月、警察庁が「平成25年中の交通死亡事故の特徴及び道路交通法違反取り締まり状況について」と「平成25年中の交通事故の発生状況」を発表しています。

平成25年中の交通死亡事故の特徴及び道路交通法違反取り締まり状況について

引用元: 統計表一覧 政府統計の総合窓口 GL08020103.

平成25年中の交通事故の発生状況

引用元: 統計表一覧 政府統計の総合窓口 GL08020103.

まず先に「平成25年中の交通事故の発生状況」から、交通事故の件数の推移や自転車事故の割合などをチェックしてみたいと思います。

●平成25年中の交通事故件数
件数:629,021
死者数:4,373

次に、自転車関連事故の推移を見てみましょう。

140310_001

平成25年には121,040件の自転車関連事故が起きていますが、全交通事故に占める割合は2年連続で20%を下回りました。

そして、平成14年以降の交通事故件数と、自転車関連事故数をグラフにしてみました。

140310_003

自転車関連事故の減少ペースが鈍いのがわかります。

そして、先ほどの自転車関連事故の表組にあった状態別の数値の中から「対自動車と対二輪車“以外”(とくに対自動車がケタ違いなので)」をグラフにしてみました。すると、自転車対歩行者の事故の減少ペースがかなり鈍いことがわかります。いちばん下の赤い線は後述。

140310_002

ちなみに自転車対自動車をグラフにすると、こうなります。目盛りが違うので参考程度に。

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さて、先ほどの「赤い線」。自転車乗車中の死者数です。

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自転車乗車中の死者数が大幅に増えているのです。

しかも「平成25年中の交通死亡事故の特徴及び道路交通法違反取り締まり状況について」で、自転車事故の類型別データを見ますと、こうなっています。

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ええ?

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ええ?(「平成25年中の交通事故の発生状況」の自転車関連事故についての表組から、もう一度。)

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自転車単独の死亡事故が前年より40人も増加していました。

しかも、ひとりで転んだり、工作物にぶつかったり、路外に転落したり……といったことで亡くなった方が多かったということになります。この原因については、もしわかるのであれば、詳しく知りたいところです。

今回はここまでにしておきますが、下記リンク先にわかりやすい記事がありますので、お時間のあるときにでもどうぞ。

自転車交通「死亡」事故の相手の推移をグラフ化してみる(2014年)(最新) – ガベージニュース.

自転車交通事故の相手の推移をグラフ化してみる(2014年)(最新) – ガベージニュース.

自転車事故の交通事故全体比は2割を切りさらに減少中(2014年)(最新) – ガベージニュース.

※「平成25年中の交通死亡事故の特徴及び道路交通法違反取り締まり状況について」と「平成25年中の交通事故の発生状況」とでは、後者のほうがより新しいデータであるせいか、ごく僅かですが数値に差があります。

(Gen SUGAI)






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