10万円グラベルロード「GT GRADE ALLOY CLARIS(2016年モデル)」その後

2017年に購入した10万円グラベルロードバイク「GT GRADE ALLOY CLARIS(2016年モデル)」。最近あまり紹介していなかったので、現在の状況について。

2017年の6月に購入しているので、もう3年以上が経過した、私のGRADE ALLOYですが、相変わらず気に入って乗っています。最近長距離を走る機会はなく、25km程度のポタリングが主な用途です。

メインコンポーネントはリア8速のCLARIS(しかも触覚がある世代)のままですし、クランクもFSA・TEMPOのままです。もちろん不満はありますが、自分の中で「もう、この自転車は8速のままでいい」という割り切りがあります。

ブレーキは、2019年初めに導入した、GIANT(ジャイアント)の「CONDUCT HYDRAULIC DISC BRAKE」です。これで油圧ディスク化できているのが「もう、この自転車は8速のままでいい」の理由というか、支えのひとつでもあります。

導入時の記事で紹介したとおりローターの組み合わせは非推奨ですが、とくに問題は感じていません。標準装備だった機械式・片押しのテクトロ・ミラに戻りたいとは思いません。なお、2020年8月にブレーキオイルの交換をしました(ショップに依頼)。

関連記事: 10万円グラベルロード「GT GRADE ALLOY CLARIS」を油圧式ディスクブレーキにしたい(導入編) – CyclingEX

このGRADE ALLOYを買った頃は、大型サドルバッグがグラベルロードの象徴的なアクセサリーのひとつだったように思います。もちろん私ももっていますが、あまり出番がありません。自転車以外の遊び道具を入れたりとか、降りた後の用事のためにスニーカーと着替えを入れたりとか、そんなときには活躍してますけどね。

そんなわけで、ふだんは通常?のサドルバッグを使用。でも面倒なのでサドルバッグ スタビライザー取りつけたままです。

タイヤは、RITEWAY(ライトウェイ)の「アーバンフルグリップタイヤ」から、MAXXIS(マキシス)の「Speed Terrane(スピードテレーン)」に交換しました。700×33Cのチューブレスレディです。最初はチューブを入れて使おうかと思っていたのですが、結局チューブレス化。タイヤそのもの+チューブがなくなったことで、走りは軽くなりました。まあ、2,900円のタイヤと6,300円のタイヤを比べてもフェアではないですね。

で、Speed Terraneですが、グラベルロードバイクとはいえ舗装路メインなので空気圧は高めにしていますが、それでもタイヤ自体のしなやかさを感じ取れるのがよいです。Speed Terraneに交換してからまだあまり乗っていないので、空気圧を変えたりして、もう少し探ってみたいと思います。

関連記事: 700×35Cスリックのライトウェイ アーバンフルグリップタイヤをGT GRADE ALLOYで試す – CyclingEX

リンク: MAXXIS|Speed Terrane

ALEXRIMSのATD470は、本国サイトを見る限りチューブレスレディとされているんですよね。そこで、使い古しのリムではありますが、ショップに頼んでチューブレス化しました。少なくともこのリム(この個体)については、あれやこれや手間がかかり「こうでした!」とおすすめするには至りません。


もっとよくしたいと思う点はあるのですが、じゃぁホイール変えようとか、結局コンポーネント変えますとかってなると、私の性格からすると「新しい自転車買ったほうが早い」となるのだろうと思います。実際、カーボンフレームのGRADEとか、SPECIALIZEDのDIVERGEとか気になりますが……。

でも実は私、このGRADE ALLOYのカラーリングがすごく気に入っているのと、心理的に多少ラフに扱えることから重宝していることもあって、やっぱりこれからも8速のまま乗ることになるのでしょう。

(SUGAI Gen)

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