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  • 投稿の最終変更日:2019年8月11日
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シマノが、グラベル&アドベンチャーロードバイク向けのコンポーネント「GRX」シリーズと、ティアグラグレードの油圧ディスクブレーキを発表しています。

photo_シマノセールス

昨年、グラベル用途を視野に入れたスタビライザー付きリアディレイラー「アルテグラRX」が発表されたのは記憶に新しいところですが(関連記事)、ついにグループセットとしてグラベル向けが登場しました。

情報源: グラベル/アドベンチャーに最適化したスポーツバイク用コンポーネンツ「SHIMANO GRX」新登場|シマノセールス株式会社のプレスリリース

ちょっと複雑なのは、GRXというシリーズの中にも、RX800、RX600、RX400と3つのグレードがあり、最上位のRX800にはDi2も用意されているということ。リアの変速段数は、RX800とRX600が11スピード、RX400が10スピードとなっています。もちろん、リアディレイラーは外側への張り出しが少ないシャドー仕様で、チェーンスタビライザーを搭載。一方でチェーンラインを外側に出して太いタイヤにも対応させています。

また、同時にティアグラに油圧ディスクブレーキが登場したのも、決して小さくないトピックではないかと思います。

photo_シマノセールス

詳しい製品構成や価格については「Cyclist」さんや「シクロワイアード」さんにまとまっているので、そちらをどうぞ。

リンク: シマノがグラベル用コンポ「GRX」シリーズ発表、ティアグラもディスクブレーキ対応に – cyclist

リンク: シマノ GRX ブランド初のグラベルバイク向けコンポーネント誕生 – 新製品情報2019 | cyclowired



さて、今回発表された一連の製品の中で、個人的にもっとも注目したのがこちらです。

photo_シマノセールス

GRXには、ドロップハンドルのバートップ部分で使用する、サブブレーキレバーが用意されているのです。油圧ディスク用のサブブレーキレバー、欲しかったという方も少なくないのでは。ワイヤー引きと違って、サブブレーキレバーが組み込まれても抵抗にもならないでしょう。

ワイヤー引きのブレーキを搭載したロードバイクにおいては「エントリーグレードによく付いてるやつ」というイメージのサブブレーキレバーですが、あれはあれでメリットがあり、サイクリングにはなかなか重宝します。

関連記事: [ロードバイク]やっぱりあると便利なサブブレーキレバー[補助ブレーキ] – CyclingEX

ドロップハンドル+油圧ディスクブレーキのスポーツバイクでシマノ純正サブブレーキレバーが使えるようになれば、ビギナーや手が小さい方にとって扱いやすいスポーツバイクが実現します。個人的には、その点に大きな期待をもっています。

(Gen SUGAI)