GIANT 2019年モデル:カーボンフレームになったグラベルロードバイク「REVOLT ADVANCED」

GIANT(ジャイアント)がグローバルサイトにおいて、2019年モデルとして新しいグラベルロードバイク「REVOLT ADVANCED」を発表しています。

photo_Giant Bicycles

情報源: 2019 Revolt Advanced – Giant Bicycles | Official site

「GRAVEL CRUSHER」とキャッチコピーがつけられた、REVOLT ADVANCED。

「REVOLT」と言えば、GIANTが2014年モデル発表したモデルで、カタログでいち早く「グラベルグラインダー」というフレーズを使い、ロングツーリングも視野に入れたグラベルロードバイクが思い起こされますが、日本向けは2016年モデルいっぱいでカタログ落ちしていました。

関連記事: GIANT 2014年モデル:ダートもオンロードも高速で駆け抜ける!新ジャンル「REVOLT」シリーズ – CyclingEX

2014年モデルのREVOLT、今見てもとてもかっこいいと筆者は思うのですが。

さて、今回発表されたREVOLT ADVANCEDは、そのモデル名からもわかるとおり、カーボンフレームを採用しています。

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グラベルライド向けの新しいジオメトリー、振動吸収性が高いD-FUSEハンドルバーとD-FUSEシートポスト、多様なシチュエーションで快適性と推進力を発揮するカーボンフレームが、キーファクターとして挙げられています。

D-FUSEハンドルバーは、先に発表された新しい「DEFY」シリーズでも採用されることが発表されていますね。

関連記事: GIANT 2019年モデル:D-FUSEハンドルバーを採用した新型「DEFY」シリーズ – CyclingEX

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チェーンステーは、左右非対称の形状で、ドライブ側は剛性の向上を、非ドライブ側は走行安定性の向上を提供することのこと。

新型DEFYは32Cタイヤまで対応と発表されていますが、新型REVOLT ADVANCEDは45Cまで対応。タイヤ幅の選択肢が多いのは良いことですし、エアボリュームによる乗り心地も期待できそうです。

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「グラベルライド向けの新しいジオメトリー」とのことですが、BB DROPがかつてのアルミ板REVOLTの65mmに対して、REVOLT ADVANCEDは70mmとなっています。また、チェーンステー長もアルミモデルの440mmに対して、REVOLT ADVANCEDは425mmと詰められています。

アルミフレームの初代REVOLTが日本市場で成功したとは言い難いですが、たとえオフロードを走る場面が少なくとも「オンロード性能を犠牲にせず多様なシチュエーションに対応できるスポーツバイク」としてグラベルロードバイクが定着し始めている今日ですから、ぜひREVOLT ADVANCEDも日本市場への導入を期待したいものです。

詳細はGIANTのグローバルサイトでどうぞ。

情報源: 2019 Revolt Advanced – Giant Bicycles | Official site

[追記] 日本市場にも導入されるようです。

なお、新型REVOLT ADVANCEDの日本国内でのラインナップや価格は、8月末に発表予定です。

情報源: 新型グラベルバイク「REVOLT ADVANCED」発表 – INFORMATION

[追記2:2018/9/5]

日本市場に投入されるのは、下記1モデルとなりました。

●REVOLT ADVANCED 2

photo_ジャイアント

フレーム:Advanced-Grade Composite
フォーク:Advanced-Grade Composite、Full Composite OverDrive Column
ドライブトレイン:シマノ・105
ブレーキ:GIANT CONDUCT SL HYDRAULIC DISC BRAKE 140mmローター
タイヤ:GIANT CROSSCUT GRAVEL 1 700×40C
価格:250,000円(税別)

製品情報: 2019 Giant Bicycle [REVOLT ADVANCED 2]

(Gen SUGAI)