ソレとコレとはどう違う:同メーカーの入門ロード「BRIDGESTONE CYLVA D18」と「BRIDGESTONE ANCHOR RL3 DROP EX」

久々の「ソレとコレとはどう違う」シリーズ、今回はブリヂストンの入門ロード2種類の比較です。

価格もスペックも似たような、こちらの2台。

赤いほうは、同社の「GREEN LABEL」に束ねられている「CYLVA」というシリーズの「D18」。価格は100,800円(税別)です。

黒いほうは、本格的なスポーツ車ブランド「BRIDGESTONE ANCHOR」の「RL3 DROP EX」です。こちらの価格は105,000円(税別)です。

どちらもアルミフレームのロードバイクで、メインコンポーネントはシマノ・ソラ。補助ブレーキレバーが付いているところも同じ。

でもこの2台、明らかに違います。そしてCYLVA D18は思いの外と言ったら失礼ですが、面白い存在です。簡単に説明すると、CYLVA D18は「実用&ツーリング系のロードバイク」であり、一方のRL3 DROP EXはあくまでも「ロンングライド志向をもつ本格ロードバイクのエントリーモデル」ということになります。

例えばリアのギア。変速段数はどちらも同じなのですが、CYLVA D18のほうがより軽いギアが備わっています。そしてギア以外にももうひとつこの写真からわかることがあって、CYLVA D18にはキャリアやフェンダーを取り付けるためのネジ穴が設けられているんです。

フロントフォークを見ても、CYLVA D18のほうにはフェンダー用の穴が設けられています。ただ、CYLVA D18はアルミフォーク、RL3 DROP EXはカーボンフォークという違いもあります。

ロードバイクに乗りたいけど実用性も捨て難買ったり、キャリアやフェンダーを付けて通勤・通学やツーリングに使うならCYLVA D18、本格的なスポーツサイクルの入門用として、乗りやすくてリーズナブルな1台が欲しいのならRL3 DROP EX——といったところでしょうか。

CyclingEXが参加しているWebサイト「BRI-CHAN」で、よりたくさんの写真でCYLVA D18とRL3 DROP EXの比較をしていますので、そちらもあわせてご覧ください。

リンク: ブリヂストンのロードバイク入門機、CYLVA D18とBRIDGESTONE ANCHOR RL3 DROP EXはどう違う!? – BRI-CHAN

●BRI-CHANとは
日本を代表する自転車メーカー・ブリヂストンサイクルのファンサイトとして、2016年1月よりスタート。CyclingEXが編集部(チーフブロガー)として参加しています。
リンク: BRI-CHAN – bridgestone greenlabel fan channel「ブリチャン」

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(Gen SUGAI)