7月1日に開催されたピナレロ(PINARELLO)の2016年モデル展示会から、2016年モデル注目の「GAN」シリーズを紹介します。
![GAN](https://www.cycling-ex.com/wp-content/uploads/2015/07/GAN_DSC04048.jpg)
GANシリーズは、下から「GAN」「GAN DISK」「GAN S」「GAN RS」というモデル構成となります。形状は共通で、主な違いはマテリアルです。
![GAN](https://www.cycling-ex.com/wp-content/uploads/2015/07/GAN_DSC04051.jpg)
こちらはマテリアルにハイストレングス T600 カーボンを使用した「GAN」。ジャガーとの共同開発によってDOGMA F8に採用されたエアロフォルムを、このGANシリーズも受け継いでいます。
![GAN](https://www.cycling-ex.com/wp-content/uploads/2015/07/GAN_DSC04053.jpg)
「FSC シートクランプ」を採用。
![GAN](https://www.cycling-ex.com/wp-content/uploads/2015/07/GAN_DSC04058.jpg)
コラムスペーサーやステムは一般的な形状です。
![GAN DISK](https://www.cycling-ex.com/wp-content/uploads/2015/07/GANDISK_DSC04084.jpg)
こちらは、ディスクブレーキ仕様の「GAN DISK」。フレームマテリアルはGANと同様にハイストレングス T600 カーボンです。
![GAN S](https://www.cycling-ex.com/wp-content/uploads/2015/07/GANS_DSC04080.jpg)
形状は同じでマテリアルにハイストレングス T700 カーボンを使用しているのが「GAN S」。
![GAN RS](https://www.cycling-ex.com/wp-content/uploads/2015/07/GANRS_DSC04063.jpg)
そしてシリーズ中最上位のモデルとなる「GAN RS」は、マテリアルがハイストレングス T900 カーボンとなります。
![GAN RS](https://www.cycling-ex.com/wp-content/uploads/2015/07/GANRS_DSC04077.jpg)
もちろん形状は同一。
![GAN RS](https://www.cycling-ex.com/wp-content/uploads/2015/07/GANRS_DSC04060.jpg)
しかし、最上位モデルのGAN RSの完成車では、エアロ形状の「TIGER ULTRA ALU AERO ステム」が採用されているのがポイントです。
さて、気になる販売形態および価格については、下記のように発表されています。
GAN
105 11S 完成車 325,000円(税別)
GAN DISK
ティアグラ 10S 完成車 350,000円(税別)
GAN S
アルテグラ 11S 完成車 440,000円(税別)
105 11S 完成車 365,000円(税別)
GAN RS
フレームセット 488,000円(税別)
コーラス 11S 完成車 780,000円(税別)
アルテグラ 11S 完成車 560,000円(税別)
スペックや詳しいカラー展開およびサイズ展開については、カワシマサイクルサプライのWebサイトで発表されているので、そちらをご覧ください。
PINARELLO JAPAN | ピナレロジャパン オフィシャルサイト.
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。