新型TIAGRA仕様も登場したGIANTのアルミロード「TCR」＆「DEFY」

GIANTから2016年モデルの一部が早期発売されています。先日はESCAPE R 3についてお伝えしましたが、今回はアルミフレームのロードバイク「TCR」および「DEFY」です。TCRはレースや本格的なスポーツ走行に適した設計で、一方のDEFYは上体が起きたポジションでビギナーのサイクリングにも対応できるモデルです。

●TCR 0

アルミフレームのレーサーです。テーパーヘッドやBB86など今どきのスペックはしっかり備えています。メインコンポーネントはリア11速のシマノ・105です。

カラーは写真のブルーの他に、ブラックもあります。

価格：140,000円（税別）
サイズ：430（XS）、465（S）、500（M）、535（ML）mm
重量：8.7kg（500mm）
カラー：マットブラック、ブルー
ドライブトレイン：シマノ・105（22スピード）

●TCR 1

TCRシリーズの下位グレードで、コンポーネントがリア10速のティアグラになりますが、2016年モデルということで、もちろん新型ティアグラが採用されています。カラーはマットブラックの他にホワイトもあります。

価格：123,000円（税別）
サイズ：430（XS）、465（S）、500（M）、535（ML）mm
重量：9.3kg（500mm）
カラー：マットブラック、ホワイト
ドライブトレイン：シマノ・ティアグラ（20スピード）

●DEFY 1

ここからは、アルミフレームのDEFYシリーズ。上体が起きたポジションで、初めてのスポーツバイクとしてもぴったりです。なお、DEFY 1及びDEFY 2は、DEFY 3及びDEFY 4よりもワンランク上のアルミ素材です。

シリーズ最グレードのDEFY 1は、D型断面で前後にしなり振動吸収性を高めた「D-FUSEカーボンピラー」を採用しているのがポイント。カラーリングは高級感のあるシルバーになりました。

価格：145,000円（税別）
サイズ：430（XS）、465（S）、500（M）、535（ML）mm
重量：9.0kg（500mm）
カラー：シルバー
ドライブトレイン：シマノ・105（22スピード）

●DEFY 2

DEFY 1はコンポーネントが105なのですが、こちらのDEFY 2は新型ティアグラを採用しています。「D-FUSEカーボンピラー」で高い振動吸収性も実現しています。

価格：125,000円（税別）
サイズ：430（XS）、465（S）、500（M）、535（ML）mm
重量：9.3kg（500mm）
カラー：ブルー
ドライブトレイン：シマノ・ティアグラ（20スピード）

●DEFY 3

DEFYシリーズの中核モデルとも言えるのが、このDEFY 3です。コンポーネントはリア9速のシマノ・ソラで、シートピラーは一般的なアルミ製となりますが、それでもテーパーヘッドやカーボンフォークは採用されています。

カラーは写真のホワイトの他にブラックがあります。

価格：100,000円（税別）
サイズ：430（XS）、465（S）、500（M）、535（ML）mm
重量：9.6kg（500mm）
カラー：ブルー
ドライブトレイン：シマノ・ソラ（18スピード）

●DEFY 4

DEFYシリーズの中でいちばん安価なモデルで、コンポーネントもリア8速のシマノ・クラリスとなります。しかしこのDEFY 4には、ドロップハンドルの手前の部分にサブブレーキレバーが装備されているのがポイント。シティサイクルやクロスバイクからの乗り換えでも、安心して乗ることができます。

カラーはブラック、ホワイト、ブルーの3色です。

価格：85,000円（税別）
サイズ：430（XS）、465（S）、500（M）、535（ML）mm
重量：9.9kg（465mm）
カラー：ブラック、ホワイト、ブルー
ドライブトレイン：シマノ・クラリス（16スピード）

さて、TCRシリーズとDEFYシリーズ、いずれも10万円台で比較的お求めやすいアルミロードなのですが、どちらを選択するかは、やはり目的次第でしょう。

TCRは比較的前回姿勢が強くなります。DEFYはTCRよりも上体が起きて楽なポジションが取れます。

TCRはフロントの小さいギアが34T、リアの大きなギアが28Tで、これが「いちばん軽いギア」です。対してDEFYは、フロントの小さいギアが34T、リアの大きなギアが32Tで、これが「いちばん軽いギア」。TCRとDEFYを比較すると、DEFYのほうが「より軽いギアが備わっている」ということになります。

詳しいスペック等は、ジャイアントのWebサイトでどうぞ。

（Gen SUGAI）