釣り具をAmazonで買い揃えた話

久々に、釣りをしたいと思いました。管理釣り場や、渓流や、里川でルアーフィッシングがしたい。メインは管理釣り場になると思うので、それを念頭に道具を新たに揃えなければなりません。

私がひとりで釣りに行くとき、交通手段は自転車か公共交通機関になります。となると、細かく分割できる「パックロッド」がよいだろう——というところまでは、なんとなくわかっていました。しかし、以前も道具には詳しくなかったこともあり、何を買えばよいのかよくわかりません。

まず、以前よくいっしょに釣りに行っていた高校時代の同級生に連絡をとってみて、自転車で持ち運びたいなら仕舞寸法が短めのパックロッドがよいとアドバイスをもらいました。また、比較的大きめな釣具店も教えてもらったので、さっそく出かけます。

しかし、そのお店には管理釣り場でトラウトを釣るのにちょうどよさそうなパックロッドは、なかなかお値段が張るものがごく僅かにあるだけ。店員さんに聞いてみようかとも思いましたが、コーナーがあまりに分割されており、アイテム数も膨大で、誰に何を聞いたらよいのかわからないし、何より臆病な私は「聞ける雰囲気」を感じ取ることができませんでした。

とはいえ、お値段が張るパックロッドを見て「こういうのが、自分が必要としているものだな」「このジャンルで調べていけばよいんだな」という見当はついたので、いったん釣具店からは退散しました。

その後は、Google検索でヒットした、ふだんなら見ないであろうキュレーション系サイトのSEO記事を見て回ります。当然ながら各情報源によって書いていることは違いますから、自分なりに解釈し、決断するという作業が必要になります。

私が決めたのは、
・仕舞寸法(たたんだ際の寸法)が40cm未満のパックロッド、スピニング仕様
・2000番という番手のスピニングリール
・3lbのナイロンライン
というものでした。

ロッドは同級生に「これにしようと思う」と連絡して「よいんじゃないか」とのことだったので、決定。

photo_ピュア・フィッシング・ジャパン

リンク: ZoomSafari (ズームサファリ)|AbuGarcia|釣具の総合メーカー ピュア・フィッシング・ジャパン

リールは、ダイワのリーズナブルなモデルを選びました。

photo_グローブライド

リンク: DAIWA : クレスト – Web site

ラインはこちらのシリーズから、3lbというサイズのものを選びました。

photo_サンライン

リンク: トラウティストワイルド | サンライン

そして結局のところ、これらが全部Amazonで買えるわけです。4/1に注文して、4/3に受け取ることができました(セッティングはこれからのお楽しみ)。

激安品ではないけれど、なるべくリーズナブルなもので揃えようとする。お店に入りにくい、聞きづらいと感じる、そして結局、すべてAmazonで買う——なんとなく、自転車や自転車用品を通販で買う人の気持ちがわかったような気がします。

個人的には自転車は「命を預ける乗り物」ですし、Amazonで買うことにはやはり抵抗を感じます。でも「命を預ける乗り物」という認識がなければ、私が釣り具でそうしたように、Amazonで買うことも当たり前の選択肢になるのでしょう。私が、釣り具を買ったのと同じように。

(SUGAI Gen)

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