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  • 投稿の最終変更日:2020年12月5日
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コンビニのレジの前などによく置かれている「ようかん」は、今ではサイクリスト の補給食としてもおなじみの存在。そこに目をつけた井村屋が「スポーツようかん」を発売したのが2012年のことだった。そして、より行動食としての食べやすさを追求しパッケージ形態を改めたのが「スポーツようかん ポケット あずき」だ。

「スポーツようかん ポケット あずき」は、上の写真のように5本入で発売されているので、あらかじめ買い置きしておいて、アクティビティの際に持って出るスタイル。コンビニでひとつ買って……という手軽さには到底叶わないが、まあ「YOKAN to GO」であるとは言えるだろう。

この商品は、1本18g(51kcal)とあえて小さくなっていること、そして「スポーツようかん+」で導入された、パッケージを切らずに、押すだけで中身が出てくる仕様であることがウリになっている。袋の裏側は透明になっていて「ココを押すだけ」という文言が目に入るようになっているという、念の押しよう。

いろいろなところで「押すだけ」を主張してくる。

このパッケージは特許を取得しているそうだ。

よし、わかった。

押してやろうじゃないの。

ほらよっ!

一気に出てくるわけではないようだ。何度か押し直し、上方向へ押し出す動作が必要になる。もしくは私が不器用なのか。あまり簡単に出てくるようだと、それはそれで困るわけだが。

もうひと押し!

お、ちょっと出てきた。

やあ。

確かに片手でひねりだせるのは、行動中にはありがたい。

食感はこの手のようかんの中でもやわらかいほうだろう。甘さは控えめだが、それでも個人的には十分に甘いと感じる。

ライバルは、個舗装あたり20g弱と量は同じだが圧倒的に安価な「かし原 塩羊かん」だろう。

「止まって食べればいいじゃん」という人からすれば、「かし原 塩羊かん」の圧勝。ただ、レース中などの補給食として考えたときや、冬場でグローブを外すのが面倒なときなどは、「スポーツようかんポケット」の「押せば出る」というのは大きなメリットだ。

ちなみに商品名は「スポーツようかん ポケット あずき」となっているが、他の味も出るといいなと思った。

リンク: ようかんでスポーツを応援!井村屋スポーツようかんポケット あずきのご案内|井村屋グループ株式会社のプレスリリース

井村屋のオンラインショップで、18g×5本入りが280円(税込)。

(SUGAI Gen)