トレック・ジャパンは、一部のディスクブレーキ搭載モデルにおいてクイックリリースの無償交換対応を実施すると発表しています。
発表によると、対象は「ディスクブレーキ」と「レバーが180°以上開く恐れのあるフロントのクイックリリース」が搭載されているトレックの自転車。クイックリリースの調整が不適切な状態で乗車すると、クイックリリースのレバーが開放し、レバーがディスクブレーキに接触する可能性があるとのことです。
対象となる自転車に対しては、全国のトレック正規販売店にて別のクイックリリースに無償交換が実施されます。また、ボントレガー製品の購入に使用可能な2,000円分のクーポン券を店頭にて渡すとしています。
ちゃんとクイックが閉まっていれば、レバーがディスクブレーキに接触するという事態には至りません。しかし、現実にはクイックの使い方がわからないまま触ってしまっているユーザーもいるかと思います。また、あまり考えたくありませんがイタズラされるということもあり得ます。そういったことを踏まえたリコール対応でしょう。
(Gen SUGAI)
1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。印刷製版会社営業アシスタント、DTP雑誌編集者、コールセンター勤務等を経て、フリーランスのライター&編集者へ。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業内Webサイト、企業ブログ、メールマガジン等の制作にも携わる。2009年より自転車ブログメディア「CyclingEX」を運営。