とあるビルから出て、右方向に歩いて行こうとします。
この中途半端に色分けされた歩道を見て、車道側が自転車の通行空間だとすぐに認識できる人が、いったいどれだけいるでしょうか。
反対側に振り返ったら、標識が出ていました。
しかもこの標識、写真奥の交差点のあたりからはすぐには認識できないのです(見えないことはないのだけれど、ふつうに歩いていたら視野に入ってこない)。このとき同行していた方も「言われればわかるけど、すぐにはわからない」と話していました。
ちなみにこの場所は、山手通り・清水橋交差点です。
わからないほうが、正常な感覚だと思います。私だって最初は「あれ?山手通りのこの辺りには自転車の通行空間があるって聞いたけど、無いじゃん」と思ってしまいましたもん。
(Gen SUGAI)
1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。印刷製版会社営業アシスタント、DTP雑誌編集者、コールセンター勤務等を経て、フリーランスのライター&編集者へ。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業内Webサイト、企業ブログ、メールマガジン等の制作にも携わる。2009年より自転車ブログメディア「CyclingEX」を運営。