先日ブリヂストンサイクルから発表された、トラディショナルなルックスとレザーテイストのパーツが特徴のニューモデル「CHeRO(クエロ)」。そのディテールをチェックし簡単に試乗する機会に恵まれましたので、ご紹介します。まずは前編としてディテールを。

●700Cモデル

まずは700Cモデルから。細いクロモリパイプでホリゾンタルのデザイン、サイドがアメ色のタイヤなど、昔からあるふつうの自転車といった感じのたたずまいです。カラーリングも小細工(余計なワンポイントのラインだとか、フォークだけ色が違うとか)がなくて好感が持てます。

CHeRO_001

スレッドステムと真鍮のベル。このベルがまた良い雰囲気を出していますが、ふつうに乗っている限り鳴らす場面はありません。

CHeRO_002

シフトレバーはダウンチューブに。

CHeRO_003

フロントシングル仕様なのですが、フレームの反対側にもちゃんとシフトレバーの台座があります。つまり、そういうことなんです!

CHeRO_004

レザーテイストのロゴがトップチューブに。

CHeRO_005

こちらもレザーテイストのグリップ。素手でも握り心地が良いです。

CHeRO_006

ヘッドチューブにはブリヂストンのロゴが入ります。

CHeRO_007

サドルはこんな感じ。

CHeRO_009

リアディレーラーはシマノ・2300(8速)です。

CHeRO_008

タイヤは700×32Cと太め。ブレーキはカンチブレーキです。

CHeRO_010

●20インチモデル

続いて、20インチも見ていきたいと思います。

700C同様にシンプルなたたずまいです。レザーテイストのパーツやサイドがアメ色のタイヤなど、意匠は700Cと同様です。

CHeRO_011

スレッドのステムと真鍮ベル。

CHeRO_012

700C同様のレザーテイストグリップと、

CHeRO_015

サドルです。

CHeRO_014

シフトレバーはここに付いています。700C同様、逆側にも台座があります。

CHeRO_013

ちょっと失礼してBB裏を。ちゃんとフロント用ケーブルガイドがあります。これは700Cも同様。

CHeRO_016

700Cと同じく、フロントシングル、リア8速。リアディレーラーはアルタスです。タイヤは20×1.35HE(幅は33mm)。

CHeRO_017

写真は以上です。

レバーの台座が反チェーリング側にも用意されていて、ケーブルガイドを見てもフロントの多段化が考慮されていることがわかります。

アップの写真を撮り忘れてしまったのですが、細かいところではチューブがフレンチバルブです。こういった自転車では往々にして英式バルブが採用されますが、クエロは「スポーツ車である」という主張がこんなところにも見て取れます。

BAAを取得している製品だけあってメーカー自身が公言することはありませんが、仕様としては、ドロップハンドルに換装できるようになっています。とくに700Cモデルは、ドロップハンドルにすれば、ツーリング車っぽくもシクロクロス車っぽくもなるでしょう。

乗ることもできましたので、インプレッションは後日

クエロPR

(Gen SUGAI)







Rbl2012_m


1件のコメントがあります

コメントは受け付けていません。