ふつうはここまで使いません

久々に長期インプレ車のESCAPE R2(2010)が登場!

今回は、乗り手の問題による悪い例をお見せします(自転車が悪いわけではありません)。

実は、2009年11月の導入以来タイヤを交換せずにいました。過去に屋内保管が理想と言いつつ、いつのまにか軒先保管になっており、タイヤには厳しい(しかしクロスバイクとしては一般的な)保管状況。しだいにタイヤにひび割れが目立つようになり、だましだまし使っていたのですが、ついにこんな状態に!

110616_datonator

ぱっくり。写真上部の溝もぱっくりいってるのわかりますか?

記事タイトルどおりなのですが、ふつう、こんなになるまで使いません。良い子は絶対に真似しないでください。タイヤの性能が発揮できないどころか、いつバーストしたり変形したりしてもおかしくありません。劣化したタイヤで走っていると、走行中にタイヤが変形してガタガタになるなんてことも、ないわけではないのです。それこそ安全に関わる問題です。表面やサイドに細かいひび割れが現れてきたら交換しましょう。

念のため強調しておきます。この写真が「変えどき」ではありません。こうなる前に、タイヤを交換しましょう。

(須貝弦)

自転車が絡む読み物や自転車生活に役立つ商品の紹介を、新しい「CyclingEX」に掲載しています。
自分のために、そして周りのみんなのために。ルールを守って自転車を安全に楽しもう!