「府中多摩川かぜのみち」で自転車事故対策を強化

アサヒコムが、「府中多摩川かぜのみち」の自転車事故対策について伝えています。

リンク: asahi.com:高速自転車「待った」-マイタウン東京.

休日ともなれば、都心からも多くのサイクリストが訪れる多摩川の河川敷。中でも府中市の「府中多摩川かぜのみち」(9・4キロ)は人気が高い。しかし、高速で走り抜ける自転車と歩行者との間で事故が多発、今年6月には自転車とぶつかった歩行者が死亡する事故も起きた。事態を重視した市は、自転車の速度を抑えるための路面改修に乗り出した。

凹凸の舗装や看板、条例の改正等の取り組みが行なわれる模様です。

「府中多摩川かぜのみち」における自転車と歩行者、そしてジョガーの共存という問題は、昨日今日始まったわけではありませんし、今まで何の対策も取られてこなかったかというと、決してそうではありません。

行政に対策が求められるのはもちろんですが、以前にも書いたように、結局のところ「人としてどうよ?」ってことなんだと思います。そしてそれは、「府中多摩川かぜのみち」に限った話ではないのです。

リンク: CyclingEX: 歩行者やジョガーと混在するサイクリングロードでは自重しよう.

で、何が言いたいかってことですが、人は走ればジョガーだし自転車に乗ればサイクリストだし、クルマに乗ればドライバーなんですね。つまり結局は「人としてどうよ」ってことなんじゃないかと、思うわけです。だから人として考えましょう。歩行者やジョガーと混在するサイクリングロードを自転車で走るとき、どのように振る舞うべきかを。

ちょっと余談ですが個人的には、サイクリングロードにおいて自転車の左側通行を徹底するとともに、ジョガーは右側通行なのか左側通行なのか、そろそろランナーズあたりが中心になって、はっきりさせてほしいなと思ってます(これは自転車乗りとしてというより、歩行者としての希望ですが)。