国土交通省は24日、国道6号向島~東向島に自転車通行空間を整備すると発表しました。
このたび、国土交通省東京国道事務所と警視庁は、国道6号墨田区向島歩道橋付近から墨田川高校前交差点までの延長約1.2キロメートルの区間において自転車専用通行帯(自転車レーン)等の自転車通行空間を整備します。平成27年1月より工事に着手し、同年2月を目途に完成させる予定です。完成日時等の詳細については、後日、改めて発表します。
引用元: 国道6号向島~東向島において、自転車通行空間を整備します | 記者発表 | 国土交通省 関東地方整備局.
当該区間は幹線道路で、クルマの最高速度は60km/hに指定されています。本来であれば構造的に分離されるのが望ましいわけですが、発表では次のように書かれています。
当該区間は、自動車の最高速度が法定の60km/hの道路であり、「安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン」(平成24年11月、国土交通省・警察庁)によると構造的な分離が望ましいとされておりますが、当該区間ではそれに必要な道路幅員が確保できないため、視覚的な分離である自転車専用通行帯(自転車レーン)等の整備を試行します。
というわけで、イメージ。
無いよりは良いですね。とくに自転車専用通行帯は。
でも、クルマが60km/hで流れる道路にナビライン/ナビマークっていうのは、正直なところ感心しません。
(Gen SUGAI)
須貝 弦(すがい・げん):1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業Webサイトやオフィシャルブログの制作にも携わる。自転車と小田急ロマンスカーが好き。初めてのスポーツ自転車は1986年あたりのアラヤ・マディフォックス。2001年頃にGTのクロスバイクで数年ぶりにスポーツ自転車に復帰。現在のメインの愛車はアルミのロードバイク「TREK Domane AL3 DISC」。