先日開催されたBE-ALLの展示会で、試乗車として用意されていたのがこちらのバイクでした。

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「BS26-Di2」というこのモデル、その名称からわかるように、シマノの電動コンポを搭載しています。電動は電動でも、ALFINE Di2 11スピードです。バッテリーがシートチューブに内蔵されているので、ぱっと見では電動コンポとはわかりません。

2012年のサイクルモードで、ALFINE Di2 11スピードを搭載したドロップハンドルのスポーツ車を参考出品していたBE-ALLですが、市販モデルはフラットハンドルのコミューターとなりました。

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ALFINE Di2のシフター、というかスイッチです。ディスプレイにはバッテリー残量や現在のシフト段数が表示されています。

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リアの内装変速機です。内装変速の仕組み自体は変わっていないので、見た目上の特徴はこれといってありません。ブレーキは機械式ディスクブレーキとなっています。

せっかく試乗車として用意されていたので、南青山OVE周辺を少し走り回ってみました。

ALFINE 11スピード自体、スムーズに動作するコンポーネントです。それが電動になったところでどうなんだ……という先入観があったのですが、スイッチを指で軽く押すだけ、つまり指のストロークがほとんど要らずに変速できるのはとてもラクチン。そして、シフトアップするかダウンするかの2つのボタンしかないという単純さも良いと思いました。ワイヤー式のALFINE 11スピードはマルチリリース、2wayリリース対応のラピッドファイアープラス。あれはあれでとても良い物ですし個人的には気にっていますが、初めての人はDi2のほうが、よりわかりやすいです。

もちろん、停止中にも変速できます。途中、工事現場があって歩道を押し歩いたのですが、7段に入ったまま自転車を降り、歩道を押し歩きながらギアを軽くして、そしてまた乗って走り出す……ということが当たり前のようにできます(もっとも、電動のメリットではなくALFINEのメリットですが)。

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ワイヤー式のALFINE 11スピードと同じ弱点も、ALFINE Di2は持っていました。そう、上り坂でペダリングしているときにギアを軽くしようとすると、リアハブからカカカカカッと引っかかる音がして、変速できない、変速が遅れるといったことが発生します。上り坂でギアを軽くするときはペダリングをゆるめる必要が有ります。しかしDi2であることで、ほんの一瞬ペダリングの力をゆるめてシフトスイッチを押せば、すばやく変速するので、すぐに慣れることは可能です。

電動になったからと言って、劇的に変わったという感じは、ありません。でも、確かによりスムーズで使いやすくなっているのが、ALFINE Di2です。

そんなわけで、操作方法については全く迷いようがなく、そして内装変速のお作法を1点だけアタマに入れておけば、後は走りに集中できます。そして、アルミフレーム+アルミフォークの組み合わせで、なかなか軽快に走る自転車です。26×1.5というタイヤサイズも、街乗りにはぴったり。試乗後にカタログスペックを確認してみると、重量は12.6kgとのこと。ALFINE Di2やディスクブレーキといった装備を考えれば、軽い自転車と言えるでしょう。

ちなみにフロントチェーンリングは39T、リアのコグは21Tとなっています。

価格は、税別193,000円です。

なお、ALFINE Di2を搭載した完成車が、BE-ALLからもうひとつリリースされます。

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20インチ(タイヤは20×1-1/8、ETRTO451サイズ)の「BS20-Di2」です。重量は12.2kg、価格は税別191,000円となっています。

BE-ALL.

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(Gen SUGAI)







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