街中でのこんな走り方が「危ない」

自転車の安全な走り方ってなんでしょう?危ない走り方って?

Central Park foliage photo-walk, Nov 2009 - 51
Central Park foliage photo-walk, Nov 2009 – 51 by Ed Yourdon, on Flickr

毎日jpに興味深い記事がありました。


自転車:安全な乗り方は 歩道は徐行で歩行者に気配り、危ない並走・ながら走行 – 毎日jp(毎日新聞)


まず、どう考えても危ないのは歩道の爆走や並走。

歩道左端を歩いていると、スピードを出した自転車が何台も追い越していく。ベルを鳴らされれば接近が分かるが、多くは無音。気づいた時には「シュッ」と風を切って走り去っている。

 スポーツ用のロードバイクや“ママチャリ”(軽快車)が間断なく走ってくる。車道走行が4割、歩道走行が6割ぐらい。歩道と車道を交互に走る自転車も多い。おっと、前から幼稚園帰りらしいお母さん2人が並走してきた。おしゃべりに夢中で前を見ていない……。

そしてこの記事では「バスの運転手から見た危ない自転車」にも触れています。

では、車道を走る場合はどうか。東急バス乗務員の井澤秀一さんは「予測不能の突然の動きが一番怖い」と話す。

 「バス停が左側にあるので、自転車の左からの接近やすり抜けには注意している。危ないのは、発車時や交差点での右からの追い越し。車の陰になってよく見えないこともあり、ヒヤッとします」。乗客がおり、急ブレーキや急ハンドルをかけにくいだけに、神経を張り詰めてバスを運転している。

 バス側から見て、してほしくない筆頭は「車道の並走」と「車道の右側走行(逆走)」。次いで「右側からの追い越し」「音楽を聴きながらの走行」を井澤さんは挙げる。「自分の動きが車からどう見えるか意識して運転してほしい。後方確認とハンドサインはかなり有効です」

納得できるものばかりですね。


私は渋谷〜成城学園前の路線バスを年に何度か乗り通すのですが、バスの車窓から街を行く自転車を見ていると、車道の左側を走っている自転車でも、駐停車している車両を追い越すときにまったく後方を確認しない自転車が多いこと多いこと。


そして夜間に無灯火の自転車は本当に「目立たない」。見えてないわけじゃないんだけど、全然目立ってないから見落とされがち。しかも逆走だったりすると、前を走る車に隠れて直前まで気がつかなかったりすることもあります。


実は私自身は車の運転をしないので(エンジン付きは自動二輪しか持ってない)、バスやタクシー、友人知人の車に乗ったときは、自転車がどのように見えているかとくに気を配って観察するようにしています。


では、自転車に乗るときはどんなことに気をつければ良いのでしょう。それは、昨日もお知らせした「交通の方法に関する教則」にしっかり書かれています。自転車に関係する章だけでも、ぜひ、ご一読くださ。


交通の方法に関する教則 – cyclingex | ブクログのパブー


(須貝弦)


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