改正道交法の施行期日決定!2013年12月1日から、自転車が通行できる路側帯は左側だけになります

先に書いておきますが、自転車の右側通行はもともと禁止です。今回は「路側帯」のお話。2013年12月1日から、自転車が通行できる路側帯は左側だけになります。

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今年6月7日、悪質な自転車利用者への講習義務などを盛り込んだ改正道交法案が、衆議院で可決され、同14日に公布されました。そして、自転車の路側帯通行に関する部分の施行については『公布の日から起算して六月を超えない範囲内において政令で定める日から施行することとする』となっていましたが、11月13日に『道路交通法の一部を改正する法律の一部の施行期日を定める政令(平成25年政令第309号)』が公布されました。

平成25年11月13日 道路交通法の一部を改正する法律の一部の施行期日を定める政令(平成25年政令第309号)

引用元: 新規制定・改正法令・告示(警察庁)

内容は下記のとおりです。

政令第三百九号
道路交通法の一部を改正する法律の一部の施行期日を定める政令
内閣は、道路交通法の一部を改正する法律(平成二十五年法律第四十三号)附則第一条第一号の規定に基づき、この政令を制定する。
道路交通法の一部を改正する法律附則第一条第一号に掲げる規定の施行期日は、平成二十五年十二月一日とする。
理由
道路交通法の一部を改正する法律の一部の施行期日を定める必要があるからである。

そして、改正法における、自転車の路側帯通行部分の概要です。

三路側帯の通行に関する規定の整備(第十七条の二関係)
軽車両が通行することができる路側帯について、道路の左側部分に設けられた路側帯に限ることとする。

↓2013年11月30日までの旧条文。

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↓2013年12月1日に施行される新条文。

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というわけで、来月から、自転車で道路右側の路側帯を通行することができなくなります。違反すると、通行区分違反で『三月以下の懲役又は五万円以下の罰金』です。

ここで忘れてはならないのは、そもそも自転車は車道の左側を通行するのが原則だということ。路側帯以前に、通行するべきところがあるのです。今回の法改正は「左側の路側帯を走れ」と言っているわけではないので、そこはご注意を。

いずれにしても、車道でも、路側帯でも、とにかく「自転車は左」。どちら側の路側帯を通行しても良かったのと比べると、だいぶシンプルに、わかりやすくなります。

そんなわけで、久しぶりに「LEFT & LIGHT」など持ち出してみました。

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まずはここから「車道逆走やめよう&ライト点けよう」

自転車は、ただでさえクルマなど、とくに車列の中からは見えにくい存在です。そんな自転車が車道の右側を通行すると、クルマからは見えにくいばかりか、「見えたときには突然接近してくる」という、とても危ない存在になってしまいます。同じ方向に走っているのと、向かい合っているのとでは、どちらが急接近になるのかは明らかですよね。

また、例えば路地から車両が顔を出して曲がっていこうとするとき、運転者は「車両は右から来て左に去っていく」という思い込み(というか、それがふつうです)がありますから、車道を逆走した自転車が左手からやってきても、見落としがちです。

見落とされがちということは、はねられやすい、ひかれやすいということが言えます。

路側帯については、歩道と同じようなものだと考えている人も多いでしょうが、段差もガードレールもない分、自転車で通行中にちょっとでも歩行者や他の自転車がいたりすると、カジュアルな感じで車道にふらりと出てくるケースが見受けられます。これを右側の路側帯でやると、本当に危ない。また、路側帯が無くなってもずーっと右側を走っているケースもあります。これももちろん逆走です。

このサイトをちょくちょくご覧いただいている皆さんにとっては、当たり前のことでしょうが、知らない人もたくさんいると思います。また、知ってはいるけれど、深く考えずに逆走している人も多いでしょう(先日の記事参照)。

改正道交法の施行まで、あと16日しかありません。ぜひ皆さんで、今回の法改正を知らない人には知ってもらえるように、知っていても守らない人には、どうして右側通行が危険なのかを知ってもらえるように、ブログに書いたり、ツイートしたり、Facebookに書いたり……そういったことをしていただければと、思う次第です。

悪いことは言いません。自転車の交通事故なんかで死にたくなかったら、左側を通行しましょう。あと、夜間はライトもね。

ちなみに改正道交法では、警察官が制動装置に不備がある自転車を止め検査し、応急措置や運転の中止を命ずることができるようにもなります。こちらも覚えておきましょう。

以下、参考記事です。

ところが、自転車という身近な乗り物のことなのに、今回の改正法のことを知っている人は少ない。ネット上など一部では話題になっているものの、その書き込みを見ても、多くの人が誤解をしているようなのだ。

その書き込みとは「自転車の右側走行(逆走)が禁止になるって」といったもの。自転車で車道の右側を走ることが危険なのは言うまでもなく、それを禁止するなら大歓迎だが……。はて、これのどこが誤解なのか? 道路政策に詳しい岩手大学総合政策学部の元田(もとだ)良孝教授に聞いた。

引用元: 違反者続出間違いなし! 自転車の路側帯右側通行で罰金5万円の恐怖 – 週刊プレイボーイのニュースサイト – 週プレNEWS.

ドライバー・自転車運転者関連の改正が順次施行されます。

改正の主なポイントは以下のとおりです。

引用元: 道路交通法施行規則の一部改正(平成25年6月公布) | 入間市.

平成25年6月14日に道路交通法の一部を改正する法律が公布されました。

 今後、2年以内に順次施行されますが、具体的な内容については、一部において作業中のものがあります。

引用元: 道路交通法の一部改正.

路側帯は、道路両側に実線が1~2本、または実線と点線が入った区分のこと。実線1本の路側帯や、実線と点線の「駐停車禁止路側帯」は自転車の通行が可能だが、実線2本は「歩行者用路側帯」のため、自転車の通行はできない。

引用元: 路側帯 自転車は左側通行/改正道交法、年内施行 | 香川のニュース | 四国新聞社.

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須貝 弦

1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。印刷製版会社営業アシスタント、DTP雑誌編集者、コールセンター勤務等を経て、フリーランスのライター&編集者へ。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業内Webサイト、企業ブログ、メールマガジン等の制作にも携わる。2009年より、自転車ブログメディア「CyclingEX」を運営。須貝 弦(Gen SUGAI)のGoogle+はこちらです

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