「自転車〜鉄道〜自転車」に適した自転車を考える

つまり、趣味のサイクリングだけではなく、日常生活の中でもっと「自転車〜鉄道〜自転車」と乗り継ぐ移動は実践できないだろうか……ということです。「置き自転車」や「コミュニティサイクル」なんて手段もあるとは思いますが、できれば自分の自転車でそれをやりたい、と。

だいぶ間隔が開いてしまいましたが、前回、前々回はこちら。

「自転車〜鉄道〜自転車」というのをもう一度ちゃんと考えたい

「自転車〜鉄道〜自転車」の課題

さて、5ヶ月ほどのごぶさただったわけですが、その間、何度か輪行する機会はあり、そのつどこの「自転車〜鉄道〜自転車」というネタについて考えていました。

輪行に用いた自転車は、長期インプレ車としておなじみ、ESCAPE AIRやRX3です。

IMG_3160

前回の「課題」の中で『コンパクトに輪行できる折りたたみ自転車が必須』と書きました。実際、700Cのフルサイズの自転車で輪行してみると、ふだん自分自身「輪行なんてカンタン」などとは言うものの、これを日常的にやりたいかというと「ノー!」です。

上記写真はJR横浜線の東神奈川駅から、東神奈川始発の電車に乗り込んで輪行袋を置いたときのものです。しかし、夕どきので人の移動の多い時間だったので、車内はみるみる埋まって行きます。輪行に良い場所を確保しているとはいえ、さすがにちょっと邪魔な感じは出てしまいます。

IMG_3282

フルサイズの自転車を担いで駅構内をえっちらおっちら……というのも、できれば避けたい。

そして、仮に輪行で出かけたとしても、

IMG_3583

飲んで帰りたいときもありますよね。そんなとき荷物は小さいにこしたことはない。

ということで『コンパクトに輪行できる折りたたみ自転車が必須』というのを、改めて実感するのでありました。

でも今、折りたたみ自転車を持っていないんです。そこで、日常的に「自転車〜鉄道〜自転車」という移動が無理なくできそうな自転車を、既存の商品の中から考えてみました。

まず浮かんだのが「Tern Link N8」(税込66,150円)です。

1300410_link_n8

オプションで「Biologic Trolley Rack」(税込15,750円)というのがあります。これを装着すると、

130410_TrolleyRack_001

自転車をカバーで覆って、コロコロ転がすことができるようになります。

130410_TrolleyRack_002

ちょっと大きくて重たいのですが、純正オプションでこういうことができるのは魅力です。

Tern Folding Bicycles and Folding Bike Accessories | Japan.

ただ、折りたたんでコンパクトになって、コロコロと転がしながら移動できる……となると、これの存在を無視するわけにはいきません。

130410_brompton

そう、ブロンプトン。「M3L」は税込147,000円となっていますが、為替の影響で若干の値上げが予定されているようです(ただし、ミズタニも相当頑張った模様)。

上からかぶせて転がせるカバーも存在しています。

BROMPTON用イージーキャリング カバー | 折りたたみ自転車・ミニベロ専門店 GREEN CYCLE STATION.

加茂屋creation > ブロンプトン > ブロンプトン輪行カバー オールウェイズ.

まぁ、かぶせてコロコロ……が絶対条件というわけでもありませんが、便利なのは間違いありません。

そしてブロンプトンのコンパクトさは、出かけた先で適切な駐輪スペースが無かった場合でも、折りたたんで持ち込んでしまえるという良さがあります。こちらが最大のメリットかもしれません。今回の趣旨からちょっと外れますが、自転車通勤したいけど自転車の駐輪場所が無い……なんていう場合でも、ブロンプトンならデスクの下や横に置けてしまえます(それを勤務先が良しとするかは別)。

……というわけで、予算があればブロンプトン、比較的安価に収めるならTernかなぁと、思うのです。

(Gen SUGAI)





須貝 弦

1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。印刷製版会社営業アシスタント、DTP雑誌編集者、コールセンター勤務等を経て、フリーランスのライター&編集者へ。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業内Webサイト、企業ブログ、メールマガジン等の制作にも携わる。2009年より、自転車ブログメディア「CyclingEX」を運営。須貝 弦(Gen SUGAI)のGoogle+はこちらです