2018年版!コミコミ15万円で始めるロードバイクライフ

いきなり高いものを買うのは不安だが、安いものも嫌だ。そんなわがまま、叶います——と書いたのが、前回。しかし「もっと安くならないものか」と思う人も多いことでしょう。

関連記事: 最初の1台にぴったりな15万〜20万円クラスのロードバイク[2018年版] – CyclingEX

もちろん、なります。もっとリーズナブルにロードバイクライフは、スタートできる。でも際限なく安くなるかというと、そういうわけにもいかないのも事実で。したがって「これくらいで始められる」というラインは、裏を返せば「せめてここまでは頑張ろう」でもある——といったあたりを、この記事では紹介します。

前回の記事では、15〜20万円くらいのロードバイクを紹介しましたが、今回はスポーツバイク自体が初めてで、最低限必要な周辺グッズも揃えるという前提です。予算はコミコミ15万円、つまりロードバイク本体もグッズも入れて消費税込みで15万円に収めたい。

できます。収まります。

●周辺グッズの予算から逆算しよう

ロードバイク本体以外のアイテムをいきなり全部揃える必要はないので、まずは優先度の高いアイテムをピックアップしてみましょう。一部季節が関係するアイテムもあるが、とりあえず春夏物で考えてます。冬物は高いので。

・ヘルメット
・ヘッドライト/テールライト
・カギ
・ボトルケージ
・ボトル
・春夏グローブ
・アイウェア
・インナーパンツ
・フロアポンプ
・携帯ポンプ
・ハンディツール
・タイヤレバー
・サドルバッグ
・予備チューブ
・ベル(今回紹介するようなクラスでは標準添付が多い)

これらのアイテムを、(激安アイテムではなく信頼がおけるブランドの)エントリーグレードで揃えると、大雑把に言って税別38,000円〜42,000円くらいに収めることはできるはず。税別138,888円(=税別で150,000円)から差し引きすると、97,000円〜101,000円くらいまで、ロードバイク本体にかけられる。

今回下記に挙げるロードバイク本体はどれもフラットペダルが付属しているので、まずはフラットペダルから始めれば良いでしょう。

乱暴に言えば「予算内で好きなの買えば」という話になってしまいますが、いくつか例を示すので、それを見ながら欲しいという気持ちを高めてもらえれば幸いです。

●GIANT CONTEND 1/CONTEND 2

GIANT(ジャイアント)のエントリーグレードで、ロングライドやサイクリングイベントのデビューにぴったりなのが、スポーツ走行全般を万能にこなす「CONTEND」シリーズ。そのエントリーグレードである「CONTEND 2」はもちろん、そのひとつ上の「CONTEND 1」も手が届きます。

CONTEND 2/photo_GIANT

CONTEND 2
価格:80,000円(税別)
フレーム素材:アルミ
メインコンポーネント:シマノ・クラリス
変速段数:前2×後8

リンク: 2018 Giant Bicycle [CONTEND 2]

CONTEND 1/photo_GIANT

CONTEND 1
価格:95,000円(税別)
フレーム素材:アルミ 
メインコンポーネント:シマノ・ソラ
変速段数:前2×後9

リンク: 2018 Giant Bicycle [CONTEND 1]

この2モデルなら、予算や色の好みに応じて選んでOKです。GIANTは各地にブランドストアとして「ジャイアントストア」を出店していて、そのお店に行くと同社の豊富な純正アクセサリーが、程よくリーズナブルに揃います。

リンク: 2018 Giant Bicycle [ Gear ]

●SCOTT SPEEDSTER 40

photo_スコットジャパン

SCOTT(スコット)のSPEEDSTERシリーズは、以前はレース向けの設計思想をもつエントリーグレードとされていましたが、現行モデルはビギナーにとっての扱いやすさを考えた、オールラウンドな性格のロードバイクです。最近のエントリー〜ミドルグレードのアルミロードはオールラウンド向きにモデルチェンジすることが多いですね。

価格:89,000円(税別)
フレーム素材:アルミ
メインコンポーネント:シマノ・クラリス
変速段数:前2×後8

リンク: SPEEDSTER 40 | SCOTT JAPAN

●TREK Domane AL 3/Domane AL 2

Domane AL 2/photo_トレック・ジャパン

TREK(トレック)のロングライド向けモデル「Domane」シリーズの設計思想を受け継いで、ビギナーでも手を出しやすく、扱いやすいものとしたのが「Domane AL」です。フレームは、安定感と快適性を重視しています。

Domane AL 3/photo_トレック・ジャパン

TREKのロードバイクというと他のブランドに比べて少し価格が高いイメージがありましたが、Domane ALは10万円以下。今回の予算なら、もっとも安価な「Domane AL 3」だけでなく、ひとつ上の「Domane AL 2」も手が届きます。

Domane AL 2

価格:79,000円(税別)
フレーム素材:アルミ
メインコンポーネント:シマノ・クラリス
変速段数:前2×後8

リンク: Domane AL 2 | Trek Bikes (JP)

Domane AL 3

価格:98,000円(税別)
フレーム素材:アルミ
メインコンポーネント:シマノ・ソラ
変速段数:前2×後9

リンク: Domane AL 3 | Trek Bikes (JP)

●BRIDGESTONE ANCHOR RL3 EX DROP

photo_ブリヂストンサイクル

ブリヂストンサイクルのレーシングブランド「BRIDGESTONE ANCHOR」。そのエントリーモデルであるRL3 EX DROPは、上位に位置するロングライド向けアルミロード「RL6」の設計を活かして、素材や工法の違いによって価格を下げたもので、ブリヂストンらしい「走り」に対するこだわりはエントリーグレードでも変わりありません。電池式のLEDヘッドライトが標準で付属しています。

価格:105,000円(税別)
フレーム素材:アルミ
メインコンポーネント:シマノ・ソラ
変速段数:前2×後9

●JAMIS QUEST SPORT

photo_ジェイミスジャパン

フレームのヘッドチューブと呼ばれる部分を長くとって、上体が起きた乗車姿勢を取りやすくした設計が特徴のクロモリロードバイク。軽快さではアルミフレームに譲りますが、ドロップハンドルの自転車でのんびり、マイペースなサイクリングを楽しみたい人にはぴったりと言えるでしょう。

価格:85,000円(税別)
フレーム素材:クロモリ
メインコンポーネント:シマノ・クラリス
変速段数:前2×後8

●FUJI BALLAD R

photo_アキボウ

昔のロードバイクのようなルックスをもちつつ、タイヤは太めのものとして、とっつきやすく、そして扱いやすい1台に仕上げたFUJI(フジ)のBALLAD R。こういうのも良いですよね。

価格:92,000円(税別)
フレーム素材:クロモリ
メインコンポーネント:シマノ・クラリス
変速段数:前2×後8

——他にもいろいろありますが、きりがなくなるのでこのへんまでにしておきましょう。8万〜10万円前後でも、それなりに選択肢があることはわかるかと思います。

「もっと安くならないか」という声もあるかもしれません。「8万円でも、まだ高い」と。

でも、本当に「ロードバイクがほしい」というならば、ここで挙げた金額くらいまで、頑張ってみてはどうでしょう。

もちろん、型落ちモデルなどがショップの店頭に安く並んでいたならば、そういうのを狙うのも大いにありです。とくに最近のスポーツバイク市場は在庫が飽和気味なので、チャンスはあります!

ただし、通販などで常に5万円以下、場合によっては3万円以下で売られているような「なんちゃってロードバイク」は(値段だけで決まるわけではないのですが)、そういった自転車が好きなんだ!という人以外にはおすすめしません。自転車にかけられる予算が5万円しかない、そんなとき、なんちゃってロードバイクを買うくらいなら——

GIANT ESCAPE R3(税別50,000円)/photo_ジャイアント

リンク: 2018 Giant Bicycle [ESCAPE R3]

BRIDGESTONE CYLVA F24(税別52,800円)/photo_ブリヂストンサイクル

リンク: シルヴァ | ブリヂストン グリーンレーベル | 通学・通勤向け自転車 | ブリヂストンサイクル株式会社

TREK FX 1(税別45,000円)/photo_トレック・ジャパン

リンク: FX 1 | Trek Bikes (JP)

クロスバイクがおすすめです。

自転車を買う目的が「楽しみながら移動したい」「サイクリングを満喫したい」といったものであれば、5万円のクロスバイクでも十二分にその目的を果たしてくれるでしょう。

以下、もろもろの関連記事です。

関連記事: 2017-2018年版ビギナーにおすすめのロードバイク:これから始める人のためのガイダンス&バイヤーズガイド – CyclingEX

関連記事: 最初の1台にぴったりな15万〜20万円クラスのロードバイク[2018年版] – CyclingEX

関連記事: あなたにおすすめのクロスバイクはコレ!2017-2018年バイヤーズガイド – CyclingEX

2009年の記事: なんとか15万円で始めるロードバイクライフ – CyclingEX

(Gen SUGAI)



須貝 弦

1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。印刷製版会社営業アシスタント、DTP雑誌編集者、コールセンター勤務等を経て、フリーランスのライター&編集者へ。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業内Webサイト、企業ブログ、メールマガジン等の制作にも携わる。2009年より自転車ブログメディア「CyclingEX」を運営。Google+ Twitter

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