横浜市都筑区の富士を見る:川和富士

富士山を信仰するものが、江戸時代に富士山に見立てて築いた人口の山……それが富士塚。有名どころとしては、東京・千駄ヶ谷の鳩森八幡神社にあるものなどが挙げられます。そして、港北ニュータウンを要する横浜市都筑区にも、富士塚があるのでした。

(余談:港北ニュータウンの完成後、港北区からまず緑区、そして青葉区、都筑区と別れていき、現在港北NTのほとんどは都筑区にあります)

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というわけで、いきなりやってきました「川和富士」。

リンク: 都筑区の見どころ 川和富士公園

住宅街の中にそびえる川和富士は、想像していたよりもはるかに大きいものでした。もともとは別の場所に富士塚があったのを、宅地造成後に再建して「川和富士公園」として整備したものだそうです。

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「浅間神社」こそないものの、実に立派なこの富士塚、登ってやろうじゃありませんか。幸い、綺麗な登山道も整備されています。

そして頂上に立って、びっくり。

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絶景じゃないですか。光線状態により分かりにくくなっていますが、丹沢の向こうには本物の富士山も見えています。また、鉄塔が見切れてしまいましたが送電線もいい味出してます。

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振り向けばみなとみらい方面。私がこうして写真を撮っているあいだ、次から次へと家族づれが登頂してきます。

いやぁ、こんな素敵なところとは思ってもいませんでした、川和富士。

鶴見川から自転車でアクセスする際は、横浜市営地下鉄グリーンラインが通っている太い道ではなく、裏道を行くとのどかな雰囲気で良いかもしれません(ただし集団で通るには向きません)。

ちなみに周辺に住宅街が形成されたのは1980年台後半のこと。元々の川和富士はどこにあったのでしょう。

情報源: Googleマップを使って過去の地形図や空中写真を見る

こちらのWebサイトで確認して見ると、すぐ近くの「マセラティ横浜店」あたりのようでした。

(Gen SUGAI)



須貝 弦

1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。印刷製版会社営業アシスタント、DTP雑誌編集者、コールセンター勤務等を経て、フリーランスのライター&編集者へ。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業内Webサイト、企業ブログ、メールマガジン等の制作にも携わる。2009年より、自転車ブログメディア「CyclingEX」を運営。須貝 弦(Gen SUGAI)のGoogle+はこちらです