EDDY MERCKX 2016年モデル:エントリーモデルながらカーボンモノコックフォークを採用したアルミロード「BLOCKHAUS67」

ロードの偉大な名選手だったエディ・メルクスが引退後に立ち上げた自転車ブランドが、その名も「エディ・メルクス」です。メルクス本人はすでに経営の一線から退いていますが、2015年に70歳を迎えるにあたり、本人がふんだんに出演するスペシャルサイトの開設や、限定モデルのリリースなどが行われ、ブランドのiconとして大きな役割を果たしています。

今回紹介する「BLOCKHAUS67(ブロックハウス67)」は、エントリーモデルのロードバイクです。製品名は、メルクスが勝利した第50回ジロ・デ・イタリアの第12ステージに由来。

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写真のコンポはシマノ・105ですが、実際の製品はシマノ・ティアグラが採用されます。

フレームはトリプルバテッド加工がなされた6069アルミで、フロントフォークはフルカーボン。このクラスだとコラムやクラウンがアルミ製であることが多いので、なかなか豪華なスペックと言えます。メインコンポーネントはシマノ・ティアグラで、ホイールはシマノ・WH-R501。そしてタイヤは、コンチネンタル・Ultra Sport II(700×25C)となっています。

ジオメトリーを見ると、ヘッドチューブはやや長め。といっても極端に長いわけではなく、リアセンターも同社のレース向けフレームよりほんの少し長い程度。ビギナー向けのとっつきやすさを確保しつつ、万能性を持たせているようです。

サイズはXS、S、M、L、XLがあり、価格は148,000円(税別)となっています。比較対象として正しいかどうかはわかりませんが、GIANTのDEFYやTCRのティアグラグ採用レードが税別12万円代であることを考えると、価格競争力も十分にあるのではないでしょうか。

そしてもうひとつ、BLOCKHAUS67のレディスバージョンとして「MONTREAL74(モントリオール74)」というモデルもあります。名前の由来は、1974年の世界選手権。

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こちらはサイズがXSとXXSの2種類となっています。価格は同じく148,000円(税別)です。

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(Gen SUGAI)