RALEIGH 2016年モデル:理想的な剛性とリーズナブルな価格を実現したステンレススチール「CRS」

先月、京急蒲田で開催された、「ARAYA」と「RALEIGH」を擁する新家工業の展示会。ブース内をふらふらと歩いていると、鈍い銀色のフレームが目に入りました。

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「ん、クロモリにこんな渋い仕上げのモデルが出たのか」と思って近寄ってみると。

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お、ステンレススチール。

実は、RALEIGHジャパンの2016年モデルではカーボンフレームが廃止となり、新たにフラッグシップとして登場したのが、このステンレススチールフレームの「CRS(Carlton Stainless Frame-set)」なのでした。

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ダウンチューブ。見きれそうになっていますが、Wレバー台座が付いています。

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1−1/8インチのインテグラルヘッド。

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リヤエンド、チェーンステーを後方から。フェンダー用ステーを装備(ボルトが出ているほうはチェーンフックとして利用可能)。

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ちょっと見にくいですが、チューブメーカーのステッカーが貼ってあります。

書かれているメーカー名は「CARPENTER」。このチューブ、ステンレススチールの中では硬すぎることがなく、理想的な強度と剛性を実現しているとのことです。

サイズは480、520、540の3種類で、重量はフレーム単体で1,550g(480mm)。

そして注目したいのは、その価格。フレームセットで232,000円(税別)となっています。従来のステンレススチールのイメージからすると、かなりリーズナブルです。

(Gen SUGAI)