単色の表面仕上げが選べるようになったANCHOR 2016年モデルの新カラーオーダーシステム

ブリヂストンサイクルのスポーツ車ブランド「ANCHOR」では、カラーオーダーできることが魅力のひとつになっていましたが、2016年モデルではその内容が新しくなります。

anchor_color_001

レーススタイル/エッジスタイル/シンプルスタイル/レーシングカラーの4種類。ただし、レーススタイルとレーシングカラーは同時設定されません。また、レーススタイルが設定されているモデルにはシンプルスタイルが設定されません。新カラーオーダーシステム導入の過渡期ということもあり、少々わかりにくくなっています。

anchor_color_002

まず単色の「シンプルスタイル」から説明すると、フレームカラーは最大33色、ロゴカラーがブラック/ホワイト/シルバーから選択できます。また、表面仕上げがノーマルクリア/シャーベットクリア/ハードマットクリアから選べます。

ノーマルクリア
ノーマルクリア
シャーベットクリア
シャーベットクリア
ハードマットクリア
ハードマットクリア

シンプルスタイルを選択した完成車の例です。

15_RL8 el_シンプルコーラル_cut

細かいことですが、ロゴに変化があります。

DSC04412

アンカーのファンならすぐに気づくかもしれません。

DSC04418

わかりますか?

DSC04429

ついに?ようやく?ロゴのアウトラインがなくなりました!

続いて「エッジスタイル」。

DSC04423

ブラックを基本として、トップチューブとチェーンステーに差し色が入ります。

DSC04425

この差し色の部分が、最大33色から選択可能です。

28_XR9 el_クールターコイズ_cut

完成車例です。

エッジスタイルが選択できるのは、RS9のフレームと「ELITE」、RS6のフレームと「ELITE」、XR9のフレームと「ELITE」です。

ちなみに、カラーオーダーができない一部の車種にも、このエッジスタイルの配色が採用されています。

続いてレーシングカラー。

09_RS8 ep_white_cut

写真はロードバイクの「RS8」ですが、2015年から継続のモデルの多くには、従来通り(新デザインもありますが)レーシングカラーが設定されます。

最後に、レーススタイル。

RT9_cut

ハイエンドモデルだけに設定される、チームカラー。具体的には、RT9、RS9、XR9にだけ設定されます。

今のところ「最上位モデルは“レーススタイル”でブランドのイメージを伝える」「“ELITE”グレードには“エッジスタイル”を設定して、ブラック基調の統一したイメージを保ちつつ、色を選ぶ楽しみを持たせる」という方向性になっているようです。

というわけで、少しわかりにくくはあるのですが、そのうちANCHORのWebサイト内で新しいカラーシミュレーターも公開されるそうなので、そのときにはいろいろシミュレーションして遊んでみたいと思います。

リンク: ブリヂストンのスポーツバイク アンカー|anchor

(Gen SUGAI)