家余り時代だからこそ駐輪場ビジネス!?

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街中の駐輪場の運営事業で知られる日本コンピュータ・ダイナミクスが、こんなリリースを出していました。

日本コンピュータ・ダイナミクス株式会社(代表取締役社長:下條 治、本社:東京都品川区、以下 NCD)は、土地所有者に向け、「駐輪場」での土地活用の提案活動を展開しています。

引用元: 「家余り×自転車ブーム」を背景に駐輪場による土地活用の提案を展開中|プレスリリース配信サービス【@Press:アットプレス】.

NCDが着目したのは、最近話題の「家余り」。土地活用の方法として、アパートやマンション、駐車場などともに、これからは駐輪場もアリですよ……という話です。

「駐輪場」経営をお勧めする背景としては、近年社会的にクローズアップされている「家余り」問題があります。総務省の住宅・土地統計調査(2008年時点)によると全国の空き家の数は757万戸。これは、1963年(昭和38年)の52万戸から一貫して増加を続けています。

空き家が増えている状況では、住居を貸すというビジネスが難しくなっていく可能性があります。自転車ブームの今は、駐輪場ビジネスにぴったりであるというわけです。

駐輪場に向いている土地の条件も挙げています。

■駐輪場として土地活用をすることに適した立地条件

・狭い、または変形しており、建築物はもちろん駐車場にも適さない

・駅まで近い(徒歩5分以内)

・周辺で自転車、バイクの利用が多い など

個人的には、北関東に多い、有人で屋根付きの(というか、閉店した商店をそのまま使っているような)「自転車預かり所」と、NCDがやっているような機械式駐輪場の融合にも期待したいと思っています。

(Gen SUGAI)






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