なるべく小さな初期投資で始めるしあわせなロードバイクライフ

過去に掲載した『結局「ロードバイク入門」はどこまで安くできるのか』という記事が、情報としては古いのですが、根強いアクセスがあります。


結局「ロードバイク入門」はどこまで安くできるのか


これからロードバイクを始めたい、だけど予算が……という悩みを抱えている人は多いようです。「がんばって働いて貯金しようね」というのが正解なのですが、とはいえなるべく安く始められたらうれしいことには違いありません。


そんなわけで、2013年モデルで改めて記事化してみたいと思います。ロードバイク初心者/入門者に贈る、なるべく小さな初期投資で始めるしあわせなロードバイクライフ!……タイトル長いですね。


テーマは、ただ初期投資を小さくするだけではなく、楽しく、しあわせなロードバイクライフのスタートが切れること。自転車といえどもある意味「機械もの」ですから、乗り方も取り扱いも、最初はわからないこともあるでしょう。また、スポーツとして取り組めば辛いこともあるでしょう。それは乗り越えるしかありません。しかし、安さに走った挙げ句ミジメな思いをして「ロードバイクなんてもういいや」なんて思うようなことだけは避けられたらいいなと考えました。


まずはロードバイク本体から。ちゃんとしたメーカーで、なるべく安価なモデルをいくつか挙げてみますと。


●MERIDA RIDE LITE 880


ひとつめはMERIDA(メリダ)のRIDE LITE 880。アルミフレームの入門モデルです。採用されているコンポーネント「シマノ・2300」はロードバイク用としてはもっとも安価な部類。クランクはシマノではなくFSA、そしてブレーキはテクトロ製となっています。この組み合わせは、安価なロードバイクとしては定番かと思います。


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年々ルックスも良くなってきているメリダのローエンドモデル、価格も税込77,900円と、お求めやすいものになっています。


MERIDA RIDE LITE 880


●GIANT PACE


次はGIANT(ジャイアント)。近年安いというイメージは薄れていますし、GIANT自身、価格で勝負する感じでもなくなっていますが、この「PACE」は安いです。クロスバイクのESCAPE R3に似たフレームが特徴です。


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アルミフレームで、コンポーネントはシマノ2300、FSAのフロントトリプルギアで幅広いシーンに対応。ブレーキはやはりテクトロで、補助ブレーキレバーも付いています。タイヤは25Cとちょっと太めのものが標準で、28Cも入るようになっています。フォークはカーボンです。価格は税込69,300円。


GIANT PACE


●LOUIS GARNEAU LGS-CR23


次はLOUIS GARNEAU(ルイガノ)のLGS-CR23。カナダブランドのルイガノですが、カジュアル系バイクは日本のローカルモデル。日本で日本人のための企画してきめ細かなラインアップを展開しており、パーツアッセンブルもうまいなぁと思うものが多いです。で、このLGS-CR23。


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コンポーネントはシマノ・2300でダブル仕様。クランクもシマノ・2300になっています。フレームはもちろんアルミで、フォークはクロモリ。お値段は税込72,450円です。スポーツバイクの安全規格「SBAA」を取得している関係上、前後のライトが同梱されています。


LOUIS GARNEAU LGS-CR23


●FELT Z100


最後にFELT(フェルト)のZ100。FELTのコンフォート系ロードバイク、Zシリーズの最廉価モデルです。こちらもメインコンポーネントはシマノ・2300。リアディレーラーだけ1ランク上のシマノ・ソラになっているのですが、FELTは昔からそういう手法が多いですね(笑)。


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2013年モデルはフレームがモデルチェンジしたので、新鮮味があってよいです。もともとFELTは安価なモデルでも見た目は悪くありません。ボリューム感のあるアルミフレームにカーボンフォークの組み合わせです。補助ブレーキレバー付き。価格は税込78,750円です。今回紹介した4台では、これがいちばん価格が高いですが、それでも8万円以下です。


FELT Z100


というわけで、7〜8万円に収まる「ロードバイクルック車じゃない、ロードバイク」は探せばいくつか出てきます(他にもまだまだあります)。


ロードバイク本体以外に、用品も必要です。用品が最初からある程度充実していたほうが、実際に乗り始めて困ることが少なくて、満足度が高いでしょう。これくらいはそろえておくと良いですよ、というのをざっくりと挙げてみます。価格は「だいたいこれくらいから、買える」という目安です。カジュアルな服装とフラットペダルで乗ることを想定し、サイクルジャージやビンディングペダル&シューズ等は入っていませんが、とりあえずインナーは一組入れておきました。



ヘルメット   8,000円
指付きグローブ 6,000円
インナーパンツ 4,000円
インナーシャツ 3,500円
アイウェア   6,000円
予備チューブ   900円
タイヤレバー   500円
携帯ツール   1,200円
ミニポンプ   3,500円
サドルバッグ  3,000円
ボトルケージ   800円
ボトル      700円
前後ライト   3,000円
メーター    2,500円
フロアポンプ  8,000円
ケミカルセット 4,500円
ロック     1,500円
合計      57,600円


とりあえずこんな感じでしょうか。用品類が前回の記事より少しアップしていますが、ロードバイク本体と合わせて、だいたい13〜15万円くらいには収まりました。すでにクロスバイク等に乗っていて、ヘルメットやフロアポンプ等をお持ちであれば、もうちょっと安く済みます。


これらの価格帯の商品がなくなるということはありませんから、今自己資金ゼロでも、今月から12,000円ずつ貯金すれば来年の今頃には買えますね!


ただ、いくらイニシャルコストを抑えても、消耗パーツ代だメンテナンスグッズだなんだと、追加投資&ランニングコストもかかりますので、その点も考慮しておきましょう。


(Gen SUGAI)










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須貝 弦

1975年東京都新宿区生まれ、川崎市麻生区在住。印刷製版会社営業アシスタント、DTP雑誌編集者、コールセンター勤務等を経て、フリーランスのライター&編集者へ。雑誌原稿の編集・取材・執筆の他、企業内Webサイト、企業ブログ、メールマガジン等の制作にも携わる。2009年より、自転車ブログメディア「CyclingEX」を運営。須貝 弦(Gen SUGAI)のGoogle+はこちらです

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