自転車の車道左側走行の原則を徹底へ!?

Hornby Separated Bike Lane

Hornby Separated Bike Lane by Paul Krueger, on Flickr


昨日、毎日新聞が「自転車走行:「歩道は禁止」厳格運用 震災後に事故急増 警視庁、安全対策策定へ」という記事を掲載していました。紙の新聞ではトップ記事です。


自転車走行:「歩道は禁止」厳格運用 震災後に事故急増 警視庁、安全対策策定へ – 毎日jp(毎日新聞)

警視庁は、自転車の車道左側走行の原則を順守させ、これまで積極的に摘発していなかった歩道走行の取り締まりを徹底する方針を固めた。そのうえで自転車のルール順守や走行環境の整備なども盛り込み、全国の警察本部で初となる包括的な自転車安全対策の策定作業に入った。東日本大震災以降、通勤・通学に自転車を利用する人が増え、交通事故全体に占める自転車事故の割合も増加。警視庁は「マナーを守れば防げる事故は多い」と意識向上による事故減を目指す。


個人的には、路側帯のルールも改めて欲しいなぁ……。


ちなみに毎日の記事を受けて「レスポンス」の記事ではこんなコメントも。


【新聞ウォッチ】危険な自転車、「歩道は禁止」周知徹底 警視庁 | レスポンス (スポーツ/エンタメ、出版物のニュース)

ただ、自転車の歩道走行を厳格に禁止した場合、ルールに従えば自動車と同じ車道の左側を走ることになる。そうなれば、今度は左車線を走行するドライバーが肝を冷やすことにもなりかねない。車道の左側を線で区切る自転車レーンや路面を色分けして自転車と歩行者の通行部分を明示した歩道の整備も遅れており、自転車と自動車の接触事故が多発する可能性もある。

エコカーでもある自転車だが、競技自転車の不用意な使用をはじめ、無灯火、傘や携帯を持ったままの片手走行など、運転する人がマナーやルールを順守するだけでもある程度事故は防げるのではないだろうか。

免許のない乗り物のルールとマナーを、どう周知していくのか。今まで放置されてきたツケを払いきるまでには、相当な時間を要することでしょう。


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(須貝弦)


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