東日本サイクルロードレースを廣瀬 敏(愛三)が制する

群馬CSCで行われた、東日本サイクルロードレース。気温が高い上に風も強いというコンディションの中、BR-1は序盤から逃げに乗った愛三工業レーシングの廣瀬 敏(ひろせ・さとし)選手が、シマノレーシングの廣瀬 佳正選手をゴール前で振り切って制覇した。3位は熊野で好調だったミヤタスバルの三船 雅彦選手。

レースは序盤から15名ほどの逃げができ、主要チームはほぼメンバーを送り込んだカタチとなった。後続メイン集団との差は、あれよあれよと広がり、気がつけば3分44秒。逃げ集団はペースを上げて、シマノ大内&廣瀬、愛三の廣瀬、そしてミヤタ三船の4名にしぼられる。途中大内がアタックするも、すぐに吸収される。一方、後方では逃げから脱落したメンバーや、メイン集団から飛び出した追走集団など、さまざまな集団が形成。しかし追ったところで追いつきそうもないタイム差がついてしまっていたので、無駄足を使った選手も多かったようだ。

やがて先頭集団からは大内選手が脱落。残った3人の中では三船選手が「勝つ気マンマン」という状態に見えたが、最終ラップで飛び出したのはシマノと愛三の「W廣瀬」だった。

●リザルト(BR-1、120km)
1位:廣瀬 敏(愛三工業レーシング) 3:03:44
2位:廣瀬 佳正(シマノレーシング) 同タイム
3位:三船 雅彦(ミヤタスバルレーシングチーム) +0:00:19